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DOUBLE MOON (2009年)
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DOUBLE MOON
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解説 - DOUBLE MOON
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-03-21 10:26:00)

2009年発表の1st。
「元宝塚の、4オクターブの声域を持つヴォーカル」を擁する国産ゴシックメタルとして、
プレスでも結構取り上げられていたバンドですが…前評判通り、ヴォーカルは素晴らしい。
ただ声楽的で心地良い歌唱で、音域が広い、歌が上手いというだけではなく、曲の繊細な
情感を引き出していたり、時にはゴシックメタル特有の妖気を醸し出したり、曲の場面に
合わせた表現力が高い感じ。海外の、一流のゴシックメタルバンドの「歌姫」と比べても、
確実に「押し」と「引き」を心得た、存在感のある歌唱であると思います。
ただ、曲の方は…一曲目のサビの、メタルリフに伸びのあるビブラートを乗せる事だけを
考えたような味気なさといい、ごく普通のバラードにヘヴィなギターを乗せただけに聞こえる
曲が多い事といい、メタルの音とAkane Liv嬢の歌声の融合が余り上手く行ってない感じ。
アルバム構成も、中盤の勝負所でバラードを連発するダレる流れ、ラスト3曲がギター無しの
バラードというクドさ、1曲目の掴みとしての弱さなど、決して優れてるとは言えません。
音質も、メジャーから出てる割には別に良くはないし…。
でも、「月架」「Wild Creatures」のような、ゴシックメタルの様式に則った曲の出来は
素晴らしい物があるし、タイトル曲の歌メロ+歌唱はそれだけでお金を出す価値があると思う。
日本人って、歌謡曲文化から来る歌メロの豊穣さからか、ヘヴィな曲を続けても金太郎飴に
なりにくい特性があると思うので、何もそんなにバラードにこだわる事は無いと思う。
素材はいいのに、調理法が今一つ…そういう印象を受けるアルバムでした。




2. ぽこ丸 ★★ (2011-07-20 16:56:24)

VOが元宝塚って事で注目されてるバンドですよね
ガルネリウスSYUのソロ作品にも参加してましたよね。そこで初めて知りました
さて内容ですが、シンフォニックゴシックメタルでしょうか。
この手のジャンルは似たような曲が多くてアルバム通して聴くとダレるって印象
だったのですがコレが中々飽きないんですよね。聴き入ってしまいます
有名曲のカヴァーもあり何処かで聴いたメロディがあり意外と親しみ易いです
歌唱力はもう言わずもがな!4オクターブの声域は伊達じゃ無いですね!

残念なのは楽器の良さが殆ど出てない所ですかね。この手のジャンルは
ストリングス多様しますが、楽器が負けてるんですよね。
小奇麗に聴かせようと狙い過ぎてる感じがあります。そこが気になりましたね
でも1stでこのクオリティなら期待出来ますよ。2ndも是非聴いてみます



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