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CONTAMINATION (2010年)
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CONTAMINATION
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解説 - CONTAMINATION
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2010-03-27 10:41:00)

2010年発表の2nd。

メロディックなリフを多用しながらも、哀愁よりも邪悪さの強い雰囲気、緩急をしっかり付けたドラマ性のある曲展開、表現方法こそストレートな中音域のがなりなものの、Arioch(FUNERAL MIST、MARDUK)ばりの邪悪さを撒きちらすヴォーカルと、「真性」なカルト性たっぷりな雰囲気ながら、普通の(エクストリームメタルがある程度行ける)メタラーにもアピール出来るクオリティも備えたブラックで、関連バンドのONDSKAPTや、WATAIN、OFERMOD辺りに通じる音楽性。

ただ、上記のバンドがデスメタル的な重さもある程度取り入れているのに対し、この作品はギターリフの音色がブラック特有の高音のシャリシャリした音色で、「重さ」はそれ程重視していないような音質ですね。ドラムに至っては豪速ブラストを多用しているのに、「軽快」で、躍動感もある印象だし、ベースのメロウなフレーズも良く聴こえます。この音が、作品全体にある程度の聴きやすさを与え、曲をよりかっこよく聴かせているような印象がありますね。

所属レーベルからも分かる通り、ONDSKAPTよりも多少聴きやすい音。
ストレートに衒い無く、ブラックの邪悪さをかっこよく表現した作品だと思います。



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