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TETRA KARCIST (2007年)
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TETRA KARCIST
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解説 - TETRA KARCIST
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-04-16 19:08:00)

2007年発表の7th。

タイプとしては、DISSECTIONやNAGLFAR辺りにも近い、メロディックなブラックで、普通にギターソロも入れてくるタイプですが…それらのバンドと比べると、メロディはやや薄い代わりに、ブラストを重視した展開でブルータリティに優れ、第六感に働きかけてくるような、スピリチュアルなカルト性・暗黒性も兼ね備えている作風ですね。ブックレットのジャケットは蠍が描かれてますが、ほんと聴いてると毒が回ってきそうになります(笑)。

やはりこのバンド、ベテランだけあって展開が上手いですよね。特にブラストの使い方・聴かせ方が素晴らしい。音質はクリアながら、メジャーなバンドと比べて少しメロディが引っ込み気味な代わりに、ドラムの抜け、特に金物の響きが良い…という感じなんですが、この音でのブラストはめっちゃ気持ち良く聴こえます。
ヴォーカルも鋭さ十分のがなり声で時に声の伸ばし方に病的さが垣間見え、時にパーカッシブなキレの良さを聴かせてくれ、かなり魅力のある声だと思う。

ただ、このアルバムを最初に聴いた時は、あまりインパクトが無い印象だったんですよね…。特に特別な事・エポックメイキングな事をしていないからかもしれません。暫く間を置いて聴いたら、クオリティの高さと、そこに潜むカルト性に驚きましたが…。メジャークラスの質の高さと、アングラなカルト性の二兎を追う方に、特にお勧めのアルバム。



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