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EUFORI (2009年)
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EUFORI
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解説 - EUFORI
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-04-21 21:12:00)

2008年発表の1st。

鬱ブラックにしては攻撃的なバンド名だなぁ…と思ってましたが、「APATI」は「アパッチ」ではなくて、スウェーデン語で「アパシー」の意味みたいですね(笑)。

ネット上のレビューでも、店頭の販促などでも、このバンドの音楽性を語るとき、ほぼ必ずといっていいほど引き合いに出されるのがLIFELOVERですが…ロックのリズムを取り入れた曲調、鬱系由来のトレモロだけでなくグルーヴィなリフも使うギターワーク、SEを交えた不条理感の演出、倦怠感や妙な生暖かさがあるメロディ…など、本当にLIFELOVERそっくりな音楽性。BURZUMを弱々しく、生々しくしたような絶叫をベースに、突然苛立ちをぶち撒けるキレ所の分からない情緒不安定なヴォーカルも、LIFELOVER的と言えるかも。

これもLIFELOVERとも共通する特性ですが…SEやアートワークによる演出、ピアノのメロディなど、どこかアーバンな雰囲気があるのも特徴ですね。一見、呪術性を重視するプリミティブ系や、土着性に重きを置いたペイガン系とは真逆の路線に思えますが…このバンドやLIFELOVERは都会的なものの中に潜む病巣を描いている感じで、どちらも現代社会に対して否定的なスタンスという点では共通しているのかもしれません。…まあ、歌詞はスウェーデン語なので、全く的外れな意見かもしれませんが…。



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