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NO HAY BANDA (2005年)
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NO HAY BANDA
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解説 - NO HAY BANDA
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1. Usher-to-the-ETHER (2010-06-20 19:56:00)

2005年発表の1st。
メンバーがノルウェーのブラック人脈で興味を持っていたところ、丁度500円くらいで投げ売られていたので、良い機会だと思いサルベージ決行。

…ゴシックとは聴いてましたが、意外にも聴きやすい音でビックリ。
普遍的な洋楽ロックに近いノリのいいゴシックメタル、またはオルタナティブ・ロックで、普通に「IN ROCK」誌とか「ROCKIN' ON」誌で紹介されてもおかしくなさそう。と言っても、アトモスフェリックなキーボードや耽美なピアノを用いた暗黒美の表現、ENSLAVEDにも通じるプログレッシブなリフ捌きなどには、しっかりと北欧暗黒メタラーの矜持が息づいていると思います。

ただ、ヴォーカルがいかにもなハスキー声の、普通の洋楽ロックっぽい歌い方なのがちょっと…普通すぎて、このVoを形容する言葉が浮かんで来ないですもん(強いて言うなら「Mediocre」)。正直、余りに好みから外れていて、聴いてて「うぅ…」と苦悶の声を漏らしてしまったほど(笑)。シャウトっぽくリズミカルに吐き捨てたりはしますが、決してデスヴォイスにはなりません。

ノルウェーのブラックの人脈でいうと、(Garmの)HEAD CONTROL SYSTEMに近い音で、質も決して低くないですが…どうしてもHCSの方が個人的な評価が高くなってしまうのは、ヴォーカルの好みの差でしょうか。このアルバムも、Vintersorg氏やSimen氏みたいなVoが歌ってくれれば、多分絶賛してたんだけどなぁ…。



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