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WOLFHEART (1995年)
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WOLFHEART
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解説 - WOLFHEART
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Spleen ★★ (2010-07-21 00:15:00)

'95年発表のデビュー作。ライヴCDと2枚組になった再発盤があります。
この頃は民族音楽色が濃厚で、母国語で歌っている曲も他の作品より多く見受けられます。それでも「フォーク」より「ゴシック」面が強まるのは、歌詞の上でヴァンパイアや舞踏会などホラー、ロマンス小説の世界観が強く、音の不吉な響きが薄闇を思わせるからかもしれません。
この民族音楽の要素が、Moonspellの音楽特有の妖しさの根幹といえそうです。
ちなみにデビュー作ともなるとデス声が拙いのはもうご愛敬ですが、今となっては強力武器たるディープボイスまでも拙いってのは惜しいなぁ。なまじ「Vampiria」とか「Alma Mater」とか、今でもライヴの定番の名曲に恵まれてるだけに。ライヴ映像/音源の方が、深みを増した今のフェルナンドの声を堪能出来ます(但しこのアルバムのDisc2は'95年のライヴだから、まだ拙い頃のボーカルです)




2. netal ★★ (2015-06-09 19:46:11)

後にゴシック要素を強めていくそうだが、今作はゴシックとフォークブラックの中間に位置する音楽性である。
ゴシックのメランコリー、ブラックのおどろおどろしさ、フォークの物悲しく優美な調べ…
それらが絡み合う世界は、月夜の美しさと狂気に駆られて進む狼の群れの織り成す世界そのもの。

ブラストやアグレッションに任せて走る所は無いが、リフやメロディの良さもさることながら、シンセの導入法や曲展開の方も十分に面白い。
②のふわついたシンセ等、妖しい雰囲気を醸していて良い。
B級なヴォーカルやともすれば華美過ぎにも思えるシンセさえもマイナスにはならず、
寧ろおどろおどろしさに拍車を掛けているという意味では寧ろ良いくらいに思うし、全体的には普通にA級のメタルである。

個人的にゴシックは全体的に好きではないが、色んな要素が絡む妖しい世界を味わえる良盤。

気に入り度…89/100

おすすめ…Wolfshade (A Werewolf Masquerade)




3. ハルディン ★★★ (2015-06-11 20:45:50)

ポルトガルの暗黒メタルの重鎮による記念すべき1stで、満月に吼える狼とその群れが描かれたジャケ(実写の狼が向き合うデジパック盤ではないオリジナル盤の方)が最高にカッコいい。リリースから20年経った今でもファンからの根強い人気があり、最高傑作として上げられることも少なくないがそれも納得の完成度の高さだ。

聞くに堪えないというほどではないものの若干チープな音質やデス/クリーン共に垢抜けない拙さが滲むVoパフォーマンス(普通声がゴスに傾倒したハンズィ・キアシュ(BLIND GUARDIAN)みたいだw)、長尺志向ながらもやや纏まりに欠ける楽曲とデビュー相応に荒削りではあるが、薄気味悪い月夜をバックに狼男や吸血鬼が活躍する様子を想起させるゴシック・ホラーな耽美世界にとことん染まりきったムードはそんな難点すら片隅に追いやってしまうほどに強烈で、禍々しくも艶めいた妖気でぐいぐい引き込んで気づけばどっぷり暗黒漬けになってしまう。

ブラックにも通ずる地下臭漂う暗黒性やケルト音楽に似た民俗テイストが散見されるのもこの時期ならではの特徴で、それらもまた魅力的。ゴシックメタルの要素は意外にそこまで強く押し出されてはないが、6や7はこれ以降の妖艶ゴシック路線の原点ともいえそうな感じでいい。



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