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解説 - RE-TRACED
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ローランDEATH ★★ (2010-07-24 09:35:00)

2010年発売のミニ。
前作TRACED IN AIRの4曲の別バージョンに、新曲を1曲加えた5曲収録。
別バージョンの方は、当たり前だが、前作の音とは違い、「打ち込み」と「ギター生音」と、
「Key/シンセ」が多用され、Voは加工なしの生声が主体である。
Voの美しいメロディラインが存分に楽しめる内容となっている。
新曲(1曲)は、サウンド的にはTRACED IN AIRの延長上にあるが、
よりメロディ志向が強く、デスVoがなくなっている。
クオリティは高いことは間違いは無い。




2. すたし ★★ (2010-07-30 14:59:00)

5曲入りミニアルバム。
前作から4曲をリアレンジしたものと新曲1曲で構成されている。
前作からの曲は、タイトルが縮小されており、単語1語になっている。
「THE SPACE FOR THIS」が「SPACE」という具合に。
音のほうは、幻想的で静寂感溢れる曲調になっており、メロディを浮き立たせるアレンジになっている。デスヴォイスは排されている。
新曲は、他の4曲と並んでいて違和感のない曲調になっており、やはりデスヴォイスは入っていない。叙情的で美しいメロディは健在で、名曲といえる。
全体に共通していることは、ヴォーカルのエフェクト処理がシンプルになっており、
マスヴィダル氏の生々しい歌声を堪能できることである。アコースティックギターも美しい。
CYNICは独自の音世界を確立し個性的だが、このミニを最初に聴いた時、KING CRIMSONの1stが思い浮かんできた。似てはいないが、メロディが美しいという点で共通するからだろう。
ひとつ気になっていることは、このミニが単なる企画ものなのか、次のフルアルバムの方向性を示しているのかということである。個人的には、この方向性で行ってくれると嬉しい。



3. hiromushi (2011-11-12 14:25:09)

レコーディングメンバー

Paul Masvidal(Vo.G.Key)
Tymon(G.Key)
Sean Reinert(Ds)
Robin Zielhorst(B)

誰の音だか聴き分けられたら相当のCYNICファン!




4. うにぶ ★★★ (2013-09-14 22:32:19)

『TRACED IN AIR』も大好きですが、こちらの方が浸れます。もはやメタル要素なんかどうでもいいとさえ思えるようになりました。
過激な実験作とも言えますが、穏やかな非メタル音楽とも言える作風。
何をしても持ち味を保ちつつ、音を聴いているだけで心地よい。
加工されていながらも、より切なさが増し、まどろみに通じる暖かさとやさしさが付加されているようにも感じます。
聴いている間、別世界に連れて行ってくれる。それだけで貴重な作品。手放せない、一生ものの一枚です。



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