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DIAMOND BLUE (2010年)
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DIAMOND BLUE
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解説 - DIAMOND BLUE
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2010-09-15 22:15:00)

職人シンガー、テリー・ブロックが実に久々に(10年ぶりぐらいか?)発表した2ndソロ・アルバム。
1stソロ『BACK TO EDEN』ではゲスト参加に留まっていた盟友マイク・スラマーが、今回はギタリスト兼
ソングライターとしてアルバム制作に全面的に関わっていると知り、本作に対する期待は一気に高まったが、
実際、伸びやかでエモーショナルなテリー・ブロックの歌声が活かされた、キャッチーなメロディ満載の
アメリカン・メロディアスHRサウンドは、そうした事前の期待を裏切らない見事なクオリティの高さ。
(作曲クレジットにはSTRANGEWAYSのイアン・スチュワートの名前も確認できる)
前作に比べると少々マッタリとした作風で、ハードロッキンなエッジは後退気味な上に“UP ALL NIGHT"級の
名曲も見当たらないとは言え、中盤以降は本編の勢いも盛り返し始めるし、爽快感溢れるハードポップ・チューン
⑦⑨や、戦死した兵士たちに捧げられた劇的なスロー・チューン⑩、生オケをフィーチュアしてしんみりと
アルバムを締め括るバラード⑪といった楽曲は、フックの効いた曲自体の素晴しさと、それらを一層の
高みへと導くテリー・ブロックの極上の歌唱とが相俟って、アルバムのハイライトを形成している。
一聴地味な楽曲も、繰り返し聴けばその魅力がジワジワと浮上してくるスルメ風味の味わいを備えており、
前作が気に入った人なら購入の価値有りな1枚。無論、1stソロをまだ聴いたことがない人は
そちらも是非。メロディアスHRの名盤ですよ。



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