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Hell, Fire and Damnation (2023年)
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Hell, Fire and Damnation
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解説 - Hell, Fire and Damnation
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1. 失恋船長 (2024-01-23 13:48:22)

Hell, Fire and Damnation

新譜の登録はエラー表示の後、項目はあるのですが中に入るとエラーが出ますので、ここに一旦、書き込みます。

今年の1/19日にリリースされた最新作。前回のカバーアルバムがイマイチだったので、今作のリリースは少し心配でしたが先行配信された曲の良さに一定の安堵を覚えましたね。まさにヘヴィメタルなアルバムタイトルに少々苦笑いも出ますが、今作には最大のエポックメイキングがある、それは長年バンドを支えたポール・クインの引退?(脱退なのかも)そして新しいギタリストに、Diamond Headの顔である、ブライアン・タトラーが加入したこと。これには驚きました。NWOBHMを支えたバンド、そのメインギタリストであるブライアン・タトラーの加入、これは計り知れない衝撃であり、ビフとのコラボに興奮しない分けにはいきません。
新ギタリスト加入がもたらしてメロディックなソロと屈強なリフワーク、ポール・クインという盟友は失ったが、その穴を十分過ぎるほど埋めたブライアン・タトラーの加入は、大いなる野望と野心を満たすのに、これ以上無い逸材だと思います。

作風の方はCarpe Diemの流れを引き継ぎ80年代型のトラディショナルなメタルサウンドが満載、アメリカンナイズドとこのバンドを一部批評家と一緒に踊った連中には耳の痛いアルバムになりましたが、そういう偏見をイチミリも持たないマニアにとっては、完全復活を遂げたバンドサウンドに興奮を覚えるでしょう。現代的なテクノロジーと向き合い古典を貫いた作風、ここにはNWOBHM時代の匂いもするし、失敗と位置づけられた90年代のアルバムからの影響も感じる、そういう過去の失敗すらも糧に、アップデートした音楽性、迷いのない活動と音楽性に隙は見当たらない。まぁこのバンド、どこか淡泊に感じるのは昔からで、ビフの歌メロも似たようなメロディラインを行ったり来たりとお馴染みなのですが、それがこのバンドの最大の長所でもあるので、SAXON未体験の若い人には、こういうのが古典メタルなんですよと教えたい。

雑誌読んでいないのでポール・クインがどうして今作に参加していないのか分からないのだが(4、10曲目にクレジットあり)、昨年、グラハム・オリバーと一緒に日本でライブやったりしていたので、そういうこともなんか関係あるのかな?

今作は、無理なく若々しいフレッシュ感が楽曲に宿っている。そして深みのある大人のメタル、それは熟成されたものだが攻めの姿勢は崩さない実に攻撃的なモノだ。メロディックなソロ、魅力的なメロディライン、そしてスピードとパワーを有する活きのいい楽曲。少々できすぎな位、声が出ているビフのパワフルな歌声。単なる回顧録ではない新譜が放つ眩い煌めき、これぞ現代の正統派メタル。NWOBHMの復権であろう。前回のアルバムでは少々モダンな匂いの曲もあったが今回は捨てた。また露骨なモーターヘッドメタルもあったが、今回のそれに当たるSuper Chargerは、いい具合でメロディアスになっており、クロージングソングとしては成功と言えるだろう。
艱難辛苦を乗り越えて辿り着いた境地、残された時間を考えると正直10年前には、この作風に戻って欲しかったのだが、戯れ言は無用。アメリカンナイズドよりも問題を感じていたパワーメタル路線からの脱却は大いに支持する。




2. 失恋船長 (2024-03-13 19:29:24)

発言を移動させようとしたのですが、反映されないのでコピーします。
本当に複アカクソ名無しの迷惑連投のせいで大変な事になりましたね

新譜の登録はエラー表示の後、項目はあるのですが中に入るとエラーが出ますので、ここに一旦、書き込みます。

今年の1/19日にリリースされた最新作。前回のカバーアルバムがイマイチだったので、今作のリリースは少し心配でしたが先行配信された曲の良さに一定の安堵を覚えましたね。まさにヘヴィメタルなアルバムタイトルに少々苦笑いも出ますが、今作には最大のエポックメイキングがある、それは長年バンドを支えたポール・クインの引退?(脱退なのかも)そして新しいギタリストに、Diamond Headの顔である、ブライアン・タトラーが加入したこと。これには驚きました。NWOBHMを支えたバンド、そのメインギタリストであるブライアン・タトラーの加入、これは計り知れない衝撃であり、ビフとのコラボに興奮しない分けにはいきません。
新ギタリスト加入がもたらしてメロディックなソロと屈強なリフワーク、ポール・クインという盟友は失ったが、その穴を十分過ぎるほど埋めたブライアン・タトラーの加入は、大いなる野望と野心を満たすのに、これ以上無い逸材だと思います。

作風の方はCarpe Diemの流れを引き継ぎ80年代型のトラディショナルなメタルサウンドが満載、アメリカンナイズドとこのバンドを一部批評家と一緒に踊った連中には耳の痛いアルバムになりましたが、そういう偏見をイチミリも持たないマニアにとっては、完全復活を遂げたバンドサウンドに興奮を覚えるでしょう。現代的なテクノロジーと向き合い古典を貫いた作風、ここにはNWOBHM時代の匂いもするし、失敗と位置づけられた90年代のアルバムからの影響も感じる、そういう過去の失敗すらも糧に、アップデートした音楽性、迷いのない活動と音楽性に隙は見当たらない。まぁこのバンド、どこか淡泊に感じるのは昔からで、ビフの歌メロも似たようなメロディラインを行ったり来たりとお馴染みなのですが、それがこのバンドの最大の長所でもあるので、SAXON未体験の若い人には、こういうのが古典メタルなんですよと教えたい。

雑誌読んでいないのでポール・クインがどうして今作に参加していないのか分からないのだが(4、10曲目にクレジットあり)、昨年、グラハム・オリバーと一緒に日本でライブやったりしていたので、そういうこともなんか関係あるのかな?

今作は、無理なく若々しいフレッシュ感が楽曲に宿っている。そして深みのある大人のメタル、それは熟成されたものだが攻めの姿勢は崩さない実に攻撃的なモノだ。メロディックなソロ、魅力的なメロディライン、そしてスピードとパワーを有する活きのいい楽曲。少々できすぎな位、声が出ているビフのパワフルな歌声。単なる回顧録ではない新譜が放つ眩い煌めき、これぞ現代の正統派メタル。NWOBHMの復権であろう。前回のアルバムでは少々モダンな匂いの曲もあったが今回は捨てた。また露骨なモーターヘッドメタルもあったが、今回のそれに当たるSuper Chargerは、いい具合でメロディアスになっており、クロージングソングとしては成功と言えるだろう。
艱難辛苦を乗り越えて辿り着いた境地、残された時間を考えると正直10年前には、この作風に戻って欲しかったのだが、戯れ言は無用。アメリカンナイズドよりも問題を感じていたパワーメタル路線からの脱却は大いに支持する。



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