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確かにこの曲はリフ一発で勝負あり!
延々と繰り返すリフというとJUDAS PRIESTのSteelerをまず思い出すが、
無表情に/無骨に反復する様がシブいあちらと違い、こっちは随分と情熱的/威嚇的だ。
歌のバックに入ってくる、燃え上がるようなギターメロディも素晴らしい。
そして一番は、ラスト長々と繰り返すサビ。
ついには、気持ちが高ぶり言葉に出来ないといったカンジで、歌うかわりにシャウトをかます!
MANOWARのHail and KIllにも通じるものがあるなと今気づいた(こちらの方が古い)。
歌詞は、いまいち分かりにくい。主語を略す日本語の厄介さが出ている。
サビの部分では他力的に助けを求めているように見えるが、では「溢れ出す力」の主とは?
絶望的な戦地に赴く兵士の歌なのか、社会の変革を望むメタルキッズの歌なのか。
疲れ果てた人間が生気を取り戻し戦いに戻っていく歌・・・ではキッカケは一体なんだ?
その時「門を開いてくれ、俺を自由にしてくれ」というサビは矛盾しないか、
あるいはそれは抽象的な心の叫びであって、他力本願ではないのか。
ふと思った。
もしかしたら、これはNight After Nightのアンサーソングなのでは、と。
「疲れた顔/人生を磨りへらす/流れる汗/息をひそめ嗤う/色褪せた世界/縛りつける狂った歯車
私の心を照らして・・・門を開けて・・・私を解放して・・・!」
う～ん、違う気もする。
しかしこの妄想の方が楽しいので、俺の中ではこれはNight～の返歌としておく。
アルバムの中ではNight～を抜いて一番好きな曲だ。

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