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GROANS TO THE GUILTY (2009年)
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GROANS TO THE GUILTY
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解説 - GROANS TO THE GUILTY
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-11-22 00:24:11)

09年発表の3rd。

ジャケのムードが良かった事と、販促シールのSHINING、SATYRICON、CODEのファンにお勧めという文句に釣られて購入しましたが、これがなかなかの良盤。近年のSATYRICONやCODEを髣髴とさせる、鬱感覚の強いリフのメロディを聴き手の脳に刻み込みつつも、どこかふてぶてしい鈍色の光を放つかのようなブラックメタル。ヴォーカルがダミ声に近いがなりなのも、ふてぶてしさを更に助長。

ただ、近年のSATYRICONがロック的なグルーヴを取り入れ、ライブでも盛り上がるような曲作りをしているのに対し、こちらは展開こそ凝っているものの、リズム面ではまだブラックの要素を強く残しているのが大きな違い。特にミドルテンポのパートにおいては、SATYRICONよりも更に背徳感が強くなっているように思います。この辺りの鬱蒼とした感じはSHININGに近いのかも。

ちなみに、上記のバンド以外にEMPERORも引き合いに出されてましたが、シンフォ要素は特になし。ただ展開の凝り方に、僅かに共通する部分はあるかもしれません。個人的にはドイツのSECRETS OF THE MOON辺りが好きな方にもお勧めしたいところ。メタルとして質が高い中にも、ミステリアスで深遠なムードがある作風が似てると思う。



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