最初に聞いた時は、曲を掴むのに大変でした。DREAM THEATERは、曲の構造を把握するまでにある程度の時間を要します。押しと引きの美学が見えますし、それまでのヘヴィ路線からメロディアスに色合いを変えて、テクニカルに、かつドラマチックに展開していますね。 特に、圧巻はペトルーシのソロワークです。全体的に、ペトルーシが主導権を握っている「TRAIN OF THOUGHT」ですが、ここでは、ルーデスが非常にきれいなメロディを奏でています。聞き込むにつれてじわじわと感動がこみ上げてきて、また聞きたくなります。