「Europe」「Wings Of Tomorrow」での北欧ならではの冷たく暖かい雰囲気溢れる音、 「The Final Countdown」でのキーボードオリエンテッドな音、 「Out Of This World」でのハードポップ路線、 全てを経過してきたからこそできた、何げにEurope究極の名曲です。 ベスト盤、エディットなんてケチくさい事しないで、 全5分36秒収録しちゃえば良かったのに。
良いものは良いんだよねー。今聴いてもゾクゾクします。 惜しむらくは、当時はこの曲、ラジオで流すには長過ぎだったんだろうなーと言う点。 彼等の最高傑作ではないか、と思ったりして。 個人的にはジョン擁護派ではあるが、キーでなければこの曲は無かっただろうとも思うし。 ジョーイの"Hey, I just wanna be somebody..."ってのは、実はその通りの意味ではなくて、誰でも知ってる有名人じゃなくなりたいって言ってるのでは、なんて勘ぐったりも。
このイントロ、 84年にはライブ1曲目の導入で使われてましたね。 youtubeで EUROPE - Scream of Anger (Live in Stockholm 1984) を見てください。 マルセルヤコブとジョーイの共同作曲メロディみたいです。 初期ファンが紋切り型で否定する後期アルバムですが、 ヨーロッパの個性と本質をわかっている人には評価高いと思います。