1990年にスウェーデンのトロルヘッタンで結成されたデスラッシュメタルバンド。
同じ学校に通っていたJanne Saarenpää(Dr)とMagnus Olsfelt(Ba)を中心に結成された。1999年まではCrown Of Thornsとして活動していたが、同名バンドに改名を要求され、現在のバンド名となる。
2004年に一度解散するも、2009年に復活した。
初期は基本的にはオーソドックスなスタイルのデスラッシュバンドだったが、2nd「Eternal Death」では北欧ならではの叙情的なメロディを導入したデスラッシュに変化した。改名後の3rd「Hell Is Here」ではデスメタルバンドとしてのアグレッションを残しつつ、さらに大胆にメロディを導入したメロディックデスメタル色の強い音楽性になり、出世作と言われる4th「Deathrace King」ではメロディを残しつつもデスラッシュにMotorheadを彷彿させるロックンロールやハードコア、パンクの攻撃性・キャッチーさを融合させた唯一無二のデスラッシュを完成させる。Tomas Lindberg(Vo)を迎えて制作された5th「Crowned In Terror」ではその方向性を踏襲しつつも80年代のヘヴィメタルを彷彿させるリフワークが導入され、6th「Possessed 13」ではデスメタルらしいアグレッションが強く出たデスラッシュに進化した。復活後の7th「Doomsday King」や8th「Death Is Not Dead」はオーソドックスはデスラッシュを踏襲している。つまり、デビュー時から音楽的な変遷はあれど、デススラッシュメタルが音楽性の基盤にあることは変わっていない。
メンバーチェンジも度々行われており、4thアルバム以降、アルバムを出すたびにメンバーの誰かが入れ替わっている。デビュー時からの現在まで継続して在籍しているのはMagnus OlsfeltとMarko Tervonenで、バンドの楽曲もこの2人がメインで作曲している。(作詞もほとんどこの2人)
因みに、Marko Tervonenは「Metallica、Morbid Angel、Paradise Lostが自分の3大ルーツだ」と発言しており、その影響が伺える楽曲も多く作曲している。
2013年に初来日ツアーを行い、2015年にも東京と大阪で公演している。
ライヴのセットリストは、最初の解散時までは新作中心だったのに対し、近年は1st~最新作まで全てのアルバムから組まれている。
Current line-up
Johan Lindstrand – vocals (1990–2001, 2002–2004, 2011–present)
Marko Tervonen – guitar (1990–2004, 2009–present)
Magnus Olsfelt – bass (1990–2004, 2009–present)
Robin Sörqvist – guitar (2013–present)
Henrik Axelsson – drums (2014–present)