音楽とはこんなにも深遠なものなのか…と思ったアルバムです。初めて聴き終わった時、心の中で何かが爆発したような衝撃を受けました。普段歌詞なんか読まない僕が、初めて歌詞を味わいながら、歌詞を深読みしながら、その情景を思い浮かべながら何度も何度も聴きこみました。これはDREAM THEATERの最高傑作です。このアルバムを最高に満喫する前提として、「IMAGES AND WORDS」の“Metropolis"を聴き込んでいることが重要ですね。押し付けてでも、音楽というものをナメているやつに聞かせたい。
言われてみると、確かに名曲はないな。コンセプトでそれをやってのけてしまったのがQUEENの「A NIGHT AT OPERA」なんですけどね。でも、コンセプトと言う面では凄く分かり易いアルバムであるし、相変わらずの演奏ぶりには、脱帽です(何度もしていますが)。1STから聞いていますが、彼らの目指す所への過程と考えればそれは最高傑作でもあるし、自分自身、素人の耳で判断しても2NDと肩を並べられる位の名盤だと思う。
アルバムとしてのトータルの出来はとてつもなく高品質で、文句のつけようがない。ただし、「曲」としてのイメージが全く残らない…、そんな感じの1枚です。 2ndの超名曲“Metropolis Part1 The Miracle And The Sleeper"の続編にあたるストーリーに基づいたコンセプトアルバムですが、元々コンセプトアルバムって苦手なんですよね。似たような雰囲気の曲を何となくSEでつないでいっちょアガリ!ってイメージで…。個人的には楽曲単位で聴きたいので、アルバム1枚通して聴くことを強要されるコンセプトアルバムは趣旨から少し外れた存在だったんです。でも見事にこのアルバムはその思いをブチ壊してくれました(笑) まずそこかしこに聴いたことあるフレーズが散りばめられてること。こりゃ反則だわ。そして時に深遠に、時に情熱的にと見事に表情を使い分けるジェイムズの演じる役割の多彩さに感動。さらに一瞬たりとも気を抜くことを許さない張り詰めた緊張感に満ちた楽曲。すごい、スゴイ、凄い! でもこれはあくまでアルバム1枚を通して聴いたことが前提になっており、どれか1曲を抜き出すと、見事なまでにその魅力は半減します。連さんのいう「名曲無き名盤」というフレーズ、かなり同感です。まあこのようなコンセプトアルバムはそれこそアルバム1枚で1曲みたいなもんで、曲単位で語ろうとすること自体がナンセンスですけど。 これはまさに「聴く映画」です。ポップコーンとビールを持って、1時間強の彼らの世界に身を委ねましょう。
ほかでも書きましたが、IMAGES AND WORDS を10年前に初めて聴いた時からDTの音楽に入り込んだ私は AWAKE までは買いました。が、その後 FALLING~が気に入らず、(チョイ聴きでしたが)メトロポリスPⅡというタイトルにひかれつつも買わずにいました。その後、仕事先で知り合った友人に薦められて聴いてみましたが、(最初はイントロ部分だけ)あまりインパクトが無い感じがしたので好きになれませんでした。その友人に感想を言うと、「良いからちゃんと聞いてみて」と言われ、マサさんの「完璧である」という言葉と同じ音楽背景の友人の言葉を信じ、歌詞カードをひろげて本腰入れて聴きました。その後はこのCD1枚で事足りてます。
このアルバムがでたころメタルを卒業しかかってて、クラシックばかり聞いていた。だからこのアルバムが出てもたいして興味も沸かなかった。個人的にIMAGES AND WORDSは好きではなかっった(凄くうまいバンドだなとは思ったが)から余計だ。しかしある日このアルバムを聞く機会があり聞いてみると完全に打ちのめされた。このアルバムは本当にヤバすぎる。完璧だ。これを知らずして死ぬところだった。優れた楽曲、卓越した演奏能力、これほどコンプリートなバンドがいるのだろうか。私も無人島に1枚もっていくならコレ。 ちなみに今でもIMAGES AND WORDSは好きになれない。ナゼ?
名盤です。捨て曲なし。流れも自然かつ壮大。テクはモンスター級。個人的にはIMAGE AND WORDSよりも好きですね。この作品は個々の曲としてではなくおよそ77分間全てが壮大な一曲だと考えるべきでしょう。途中で止めちゃ駄目です。それにしても・・・上手いっすねえこの人たち。一体どんぐらい練習すればここまであうのかっていうぐらい変拍子とかバシバシ決めますよね~。普通ここまで合いませんよ、マジで。
DTで初めて聞いたアルバム。まず①、②~③でノックアウトでしょう! こんな事言ってますが当時は長い曲が苦手で⑥ぐらいで聞くのが終わってました(笑) それからRUSHやMAIDENで長い曲に慣れていって改めてこのアルバムを聞いたらまたノックアウト!これを聞いた後に「IMAGES AND WORDS」を聞いたんですけどこっちの方が好きですね!個人的な思いもありますし。でもかなりレベルが高い所の好き嫌いですけど・・・ METALLICAの「RIDE THE LIGHTNING」と「MASTER OF PUPPETS」どっちが好き?って聞かれて個人的な趣味で「RIDE THE LIGHTNING」が好きと答えるぐらいのレベルですね!
完璧だ。完璧すぎる。メロディ、インストパート、コンセプト…何をとっても完璧。 自分の中で、5本の指に入る名盤。末恐ろしい。一枚を通して、全く隙がありません。 比べてしまうのもアレだが、QUEENSRYCHEのOPERATION: MINDCRIMEのよりも、ずっと好きだ。 Best Tune "The Dance Of Eternity" 買い度…95%
「このバンドすげぇから聴いてみろよ」と言って友達が貸してくれたアルバムが、この「METROPOLIS Pt2」と「IMAGES AND WORDS」の二枚でした。最初は両方ともちょっと好きじゃないな、と思ったのですが何回も聴いていくうちにDTの魅力に引きこまれていきました。私は特にこのMETROPOLIS Pt2をお勧めしたいと思います。演奏能力の高さは言うまでも無く、アルバム全部をとおして聴いた時の感動はもう言葉にできないくらいです。まだ聴いたことのない人は是非一度聴いてみてください。聴いたけど俺は(私は)このアルバムはイマイチだな・・・という人も、もしかしたら私のように何回も聴くうちにハマっていくかもしれないので、お試しあれ!
みなさんの意見じっくり読んでから十回は聴いたでしょうか?(まだ少ないといわれそう)僕も当初このアルバムには否定的というか、いいけど何か足りない派でした。実は今でもそうなんだけど・・・なんていうかゆーしさんと一緒で歌メロが少ないのが非常に不満でそこが物足りないのかって思ったり、インストが長すぎちゃうんっておもったり・・・まだ聞き込みが足りないかもしれないけど77分費やすなら、映画見るかも。 the spirit carries on はいい曲だと思う。