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MAGNUM II (1979年)
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MAGNUM II
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解説 - MAGNUM II
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 柴が2匹(会社から) ★★ (2004-07-02 20:42:00)

79年発売の2ndスタジオアルバム
英国でのHR/HMブーム勃発の為か、一部の楽曲を除くと全体的にシンプルな曲調に変化している
事が感じられる作品ですね。もちろん、本作でもフルートの使用や若干ですが複雑な曲展開等も有り
プログレッシブな面もあるのですが、判り易くドマラティックな曲構成とメロディアスな旋律中心の
流れになっています。80年代と70年代の接点を感じる1枚です。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2008-03-18 23:08:00)

素っ気無いアルバム・タイトルとジャケット・デザインが災いしたのか、MAGNUMのカタログの中では、イマイチ地味な扱いを
受けがちの'79年発表の2ndアルバム。(プロデュースはTEN YEARS AFTERのレオ・ライオンズが担当)
確かにここには、聴き手を一発で虜にする“KINGDOM OF MADNESS"級の強力な名曲は収められていないものの、
どっこい、1st『KINGDOM OF MADNESS』の音楽性を受け継いだ、優雅で劇的、且つファンタジックな
叙情派HRサウンドには一片の曇りもなく、収録曲のクオリティも押し並べて高め。
前作に比べると、大作主義やプログレ色がやや後退し、楽曲がコンパクトに練り込まれているのが特徴で、
リチャード・ベイリー(Key)を中心にまとまったインスト・パートよりも、本作発表前にボーカル・トレーニングを
受けたという、ボブ・カトレイのエモーショナルなVoに耳を奪われる、「歌」重視の作風に仕上がっている。
(その事が原因かどうか定かではないが、リチャードはこの後、ライブ盤1枚を挟んでバンドを去る事となる)
特に、張り/艶/表現力共に、前作から大きな成長を遂げたボブのVoによって歌われる、OPナンバーに相応しい劇的さを誇る①、
上品なポップ・チューン②、荘厳な冒頭部分でガッチリと掴まれる④、フルート、シンセ、格調高いピアノ・サウンドと、
リチャードが主役を張るプログレ風味色濃い⑤、ホルストの組曲「惑星」より“火星"を思わせる導入部を持つ⑥、
ジャジーな雰囲気漂う前半から、テンポアップして盛り上がっていく⑩といった、コンパクトにまとめられながらも、
多彩且つドラマティックな場面転換が繰り広げられる楽曲の数々は絶品。
NWOBHM勃発前夜の英国に在って、時代の流れに逆行するサウンドゆえ、発表当時はセールス的に
苦戦を余儀なくされたわけだが、全10曲、捨て曲なし。地味?とんでもない。名盤です。




3. 夢想家・I ★★ (2012-10-20 18:49:23)

'79年発表の2ndアルバムです。
全体的に落ち着いていてリラックスした印象の作品です。
地味になったKeyの装飾、音質が1stに劣る、アートワークの手抜き感が酷い等、前作と比較すると色々と物足りない気がしてしまう本作ですが、アレンジがシンプルになっただけで曲自体は前作同様ドラマチックな構成でけっして質が低下した訳ではありません。

前作の隙の無さの方が稀なのであって単体でみれば十分なクォリティーは保たれています。



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