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FEELINGS OF FURY (????年)
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FEELINGS OF FURY
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解説 - FEELINGS OF FURY
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1. 失恋船長 ★★★ (2012-01-24 02:02:43)

シンガーに同郷のCROSSFIREのPETER DE WINTと専任KEYを迎え入れ6人編成の大所帯になり1987年にリリースされた3rd.直線的なスピード感と攻撃性はまさにパワーメタルバンドの真骨頂、けして突っ走るだけではない計算された爆発力と構成は見事です。切れ味鋭いリフワークと高揚感のあるメロディを奏でるギタープレイは充分に聴き手を興奮させるでしょうね。音質も良くないしマイナー臭さは否めないでしょうがベルギー産だからといわれるほどの癖もなく、ある意味ワールドワイドなサウンドです。ジューダスプリーストの示した世界観を踏襲しアクセプトのような攻撃性を加味した純度100%の正統派パワーメタルサウンドを披露しています。個人的にはシンガーの資質とマッチしているし、Keyが加わることによりアンサンブルにも厚みが出て何よりも音楽性の幅が広がった今作はmausoleumレーベルの名盤かと思います。



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-02-29 07:11:01)

テオドリック大王により建国され、イタリア一帯を統治した「東ゴート王国」の名を戴くベルギーのパワー・メタル・バンドが、'87年にULTRAPRIME RECORDSから発表した4thフル・アルバムにしてラスト作。(CDはお馴染みMAUSOLEUMからのリリース)
シンガーが元CROSSFIREのピーター・デ・ウィントにチェンジし、更に専任Key奏者の加入のみならず、サイドGとBも交代するなど、ドラスティックなメンバー・チェンジを経て発表された本作ですが、音楽性に関しては微塵も変化なし。VENOMに通じるブルドーザー・サウンドが炸裂するOPナンバー②(①はSF調のイントロ)を手始めに、和風メロディをアクセントに用いて「俺はサムラ~イ」と高らかに歌い上げる名曲③、そして「やさぐれたIRON MAIDEN」風味のダイナミックな曲展開で畳み掛ける⑧といった楽曲を聴けば明らかなように、今回も肩をいからせて猛進する男気パワー・メタル道を脇目も振らず突っ走っています。
但し、後にメロディックHRバンドMYSTERYを結成して日本のHR/HMファンからも好評を得たピーターのメロディアスに歌えるVo(力んだ時の声がちょっと人見元基を思わせる?)と、Key奏者の加入により確実に楽曲のバリエーションは広がりを見せていて、例えばKeyサウンドが親しみ易いキャッチーさを演出する④はこの編成の長所を活かした楽曲と言えるし、ラストに控える疾走ナンバー⑨なんて、従来のOSTROGOTH節と本作ならではの新味が高い次元で融合を果たしたアルバムのハイライトを飾る劇的な名曲っぷり。お見事です。



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