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SCARBOROUGH FAIR
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SCARBOROUGH FAIR
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解説 - SCARBOROUGH FAIR

英国の伝統的バラードである。この歌の舞台は中世末期まで遡るが、当時ヨークシャー地方(現: ノース・ヨークシャー州)の北海沿岸のスカーバラは英国中の商人の重要な交易拠点だった。そこには道化師や手品師が集い、8月15日からは45日間の巨大な長期間の市が行われていた。これがタイトルになっているScarborough Fair(スカーバラの市)である。市の期間中は、英国中や大陸からも人々が交易のためにスカーバラへ集まった。

この歌は16世紀 - 17世紀に、『The Elfin Knight』(チャイルド・バラッド No. 2)という古いバラードを作り変えたものであると言われている。吟遊詩人が町から町へ歌を伝え歩くに従って変化し、何十もの詩が出来上がったが、一般化して歌われたものは少なかった。Simon & Garfunkelによって有名になった編曲は19世紀末に生まれたものである。

この歌は恋人に捨てられた若い男が、冗談げに彼女に縫い目なしで彼のシャツを縫ったり、それを乾いた井戸で洗うような一連の不可能な仕事を成し遂げれば、彼女を取り戻すだろうと聞き手に言う話をしている。しばしばデュエットで歌われ、男性が一旦歌い終わった後女性が恋人へ同様にできない仕事を成し遂げられれば縫い目の無いシャツを与えることを約束する。
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ライキチ ★★★ (2002-10-02 21:54:57)

この曲はSIMON AND GARFUNKELのカバーだが、実に素晴らしい!出来は最高!本物の100倍は良く仕上がっている!!
特にジェフテイト!マジで良すぎ!感動しました。
低音から高音まで実に滑らかに歌いこなしている。特にこの曲では彼のオペラティックにも聞こえる歌い方がとても曲をいい方にもってきている。途中から原曲より1オクターブ高く歌うところが超いい!
クイーンズライチファンはともかくメタル連中にも聞かせてやりたい!
このアルバムも入手困難なので時間かけてでも見つけて聞いてやっておくれ!
曲的にはライチの音楽にも結構近いから違和感無く聞ける。
名曲の隠れた名曲のカバーだ。最高ー!!!
(追加)EMPIREのリマスター盤に入ってます。




2. DAYDREAM坂部 ★★★ (2003-06-02 22:16:56)

これは、ライキチ君の家で聴いた曲。あの声幅は、ジェフ・テイトにしか出せない。表現がすばらしい。



3. metron ★★★ (2004-10-28 22:53:03)

このカヴァーを一回ラジオで耳にしてからずっと聴きたくて、EMPIREのリマスター買おうかと迷ってました。
それが今日EMPIRE(曲の方)の3曲入りシングルに入ってるのを発見して即購入しました!ちなみに中古で500円、ラッキー。
いや~昔聴いたときの直感は間違っていなかった!素晴らしい出来映えです。ドラマティックに激しく展開する様はWarning、Rageの頃の雰囲気ですかね。原曲もいいですが、完全にクイーンズライクの世界の名曲ですよ、これは。


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