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DWELLING IN OCEANS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-06-20 22:27:29)

2010年発表の4曲入りEP。
と言っても演奏時間は30分近くありボリュームもなかなか。

出ているレーベル、海をモチーフに使ったジャケットや楽曲名などから大体の予想が付く通り、鬱ブラックのスタイルとシューゲイザー的儚さを融合させたような、アンビエント要素の強いポストブラック。トレモロリフを多用し、儚げなメロディを繊細なノイズ質に乗せて美しい情景を描きつつ、ゆったりと展開していく作風。ヴォーカルが変に裏返ったような滑稽な叫びではなく、ガチの歪み切った絶叫なのも個人的には好感触。

似た系統のシューゲイザー・ブラックと比較しても、例えばブラストでの疾走を取り入れたりといったドラマ性もなく、ひたすら淡々と情景を描くことに徹している分、やや作風としてはマニアックと言えるかもしれません。ただ、この徹底振りが、意識が緩やかに海の中を揺蕩うような、意識下に働きかけてくるような雰囲気を醸し出しているんですよね。「生命の神秘」みたいな言葉を思い出しました(笑)。

名前が似ているKONTINUUM辺りと比べても、大分マニアックで人を選ぶ作風だと思います…が、聴きづらい音ではなく波長が合うかどうかなので、ジャケを見てピンと来たら試してみてもいいかも。



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