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A SHAMAN STEERING THE VESSEL OF VASTNESS (2006年)
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A SHAMAN STEERING THE VESSEL OF VASTNESS
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解説 - A SHAMAN STEERING THE VESSEL OF VASTNESS
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1. Usher-to-the-ETHER (2013-06-27 19:05:42)

2006年発表の3rd。

店の紹介ではスラッジ要素の強いブラックメタル…みたいにあったんですけど、むしろこのバンドはスラッジの方がメインという感じですね。スラッジが7割、ブラックが3割くらいな感じ。ブラックに特有のトレモロリフ+疾走などはほぼ無く、ノイジーに引き摺るリフを中心にどす黒い音世界を演出していくような作風。

実験的な側面もかなり強い音で、テープノイズをコラージュしたり、アンビエント要素やサウンドエフェクトなどを取り入れ、独自の暗黒性の追求に余念がないような音作り。腐蝕部分がじわりと広がっていく様子だとか、廃墟が炎の中で崩れ落ちていく様子だとか、どこか破滅的な景色が浮かんでくるような音像になってますね。反面、一般的なブラックが持っているような悪魔っぽさは希薄。

大分音的にも感性的にも普通のブラックからは離れている感じはしますが、滲み出るような暗黒趣味な雰囲気は確実にブラックと共通するものがあるかと。音像・音響重視の暗黒音楽が好きな方は是非。



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