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Return to Forever

名義としてはチック・コリアのソロ作ですが、バンドとしてのReturn to Foreverにとっての1stアルバムとしてもカウントされます。
ジャズらしくない、けれども音楽のイメージを増幅させる効果的なカモメ・ジャケから、通称「カモメ(のチック)」と言われるらしいです。
極太うどん野郎さんのおっしゃる通り、ジャンルを問わず幅広いリスナーに受け入れられる魅力を持った作品。
4曲(メドレーを分ければ5曲)で1枚ということで、1曲が長すぎると尻込みされそうですが、永遠への回帰を謳うこのアルバムは、時間を忘れさせてくれます。
神秘的でラテン風味(ブラジルも含む?)なメロディ、エレピとフルートの音色の温かさ、妖しく超俗的な歌声・・・実はけっこう過激で怖いようなところもあるのに、トータルで感じるのは南国の楽園の穏やかさ。なんて不思議。
いつ聴いても、全く古さを感じさせません。時を超えた名盤です。

うにぶ ★★★ (2016-06-05 00:17:04)


Now He Sings, Now He Sobs

例えばバド・パウエルやビル・エヴァンス、ソニー・クラークあたりを聴いて、アコースティックの「ピアノ・トリオ」なるもののイメージを固めていたとして、似たようなものを想像してこのアルバムを聴けば、ぶっ飛ぶこと間違いなしです。
この目くるめくスピード感、奔放で枠にはまりきらないエネルギーは、既存のピアノ・トリオの概念をすっかり塗り替えてしまいます。
過激で変幻自在なリズムと瑞々しいピアノのメロディの、奇跡的なバランスによる両立。
ミロスラフ・ヴィトウス(ベース)とロイ・ヘインズ(ドラムス)の圧倒的なパフォーマンスと拮抗する迫力を保ちつつも、チック・コリアが奏でるメロディが清涼感を生み出し、何とも言えず気持ちいいのです。
『A.R.C.』(フリー・ジャズ要素強)や『Akoustic Band』(整合感強)もピアノ・トリオですが、問答無用で興奮させてくれるのは、断然こちら。

うにぶ ★★★ (2016-05-07 18:24:44)


The Leprechaun

トムニューマンの「妖精」も良いし、ロカンダデッレファーテの「妖精」も良い。
でも、アルバムが始まった瞬間にヒラヒラ~と妖精が舞い降りてくるのはコレ。
全編ファンタジック&メルヘンチックなジャズ・プログレ。
まさに「音」が世界を表現する名盤。

極太うどん野郎 ★★★ (2016-05-01 22:31:03)


Return to Forever

ジャズ・フュージョン界に燦然と輝く名盤。

チック・コリアのエレクトリックピアノをはじめ、名手たちのドラムス、ベース、サックス、フルートが夢世界へと誘う。
ジャズというと、それを知らない人はちょっと身構えてしまうような敷居の高さを感じさせるものだが、このアルバムはジャズなんぞ全くわからなくても問題ないのである。
爽やかに、ゆったりと、時に情熱的に流れる優美なメロディーに酔いしれるのみである。
プログレ耳にも、ロック耳にも、ポップ耳にも、この素晴らしき音楽は届くはずである。

極太うどん野郎 ★★★ (2014-09-13 23:20:02)