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SOUL BOUND -DEDICATED TO COZY POWELL-
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解説 - SOUL BOUND -DEDICATED TO COZY POWELL-
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3. 火薬バカ一代 ★★★ (2013-07-16 07:38:35)

『OCTPUS』風のフロント・カバー/腕組ポーズの裏ジャケ、ドラムセットの再現具合から、本作の主役たるコージー村上のドラム・プレイに至るまで、どこを切っても「コージー・パウエル愛」が溢れ出すトリビュート・アルバム。
ツボを押さえた選曲も秀逸で、例えばRAINBOWでは定番曲を敢えて外し“LADY OF THE LAKE”や“DANGER ZONE”といった隠れた名曲をカヴァーしている辺りが、流石「マニア目線で作ったアルバム」と嬉しくなりますね。まぁ、どうせWHITESNAKEを演るなら“SLIDE IT IN”よりも“SLOW AN' EASY”とかが聴いてみたかった・・・とか思いますが。
リスペクトが長じて生み出された作品ゆえ、基本的に楽曲は完コピが大前提。そのためコージー御大に特に関心がない場合には「単なるカラオケ大会」に映りかねないのですが、逆にコージー及び参加ミュージシャン勢に思い入れがある人なら、コージー村上のドラミングを筆頭に、下山武徳のロニー、高谷学のデヴィカバ、井上貴史のトニー・マーティン、島紀史のリッチー、足立裕二のシェンカー、和嶋慎治のトニー・アイオミ、日下部正則のゲイリー・ムーアetc・・・と、参加各人の入魂のなりきりプレイに顔が綻ぶこと請け合いですよ。
作品の性格上、続編を出すのは難しいかもしれませんが、ならいっそのことHR/HMの名曲の数々をコージー風に叩いて『地上最強の渡り鳥/コージー・パウエルもし戦わば』的な企画盤を作ってみるってのは如何でしょう。だめか。




4. 失恋船長 ★★★ (2014-08-02 15:29:19)

ブラインドマンのドラマーやセッションワークでも知られる。村上がコージー愛溢れる入魂のプレイを披露する究極のカヴァーアルバム。選曲の渋さもさることながら、全てのパートに秘められた参加メンバーの拘り溢れる成り切りぶりに思わず笑みもこぼれます。個人的には今のレコーディング環境なので原曲よりもイイと思わせるバージョンなんかもあり、改めて我が国のミュージシャンシップの優秀さとレベルの高さに敬意を表しますね。いかんせん人によっては完コピ大会を聴くならオリジナルを聴いている方がマシと思う気持ちも分かりますが、この成り切りぶりは一聴の価値ありですよ。余談ですが柴田直人師匠はVoに下山、Gに島、を率いて柴田直人プロジェクトという夢のセッションバンドを昨年見せてくれました。片手間で何かを行う人ではないので難しいのかも知れませんが、早期胃癌もありました。失礼ですが健在のうちに一度はスーパーバンドで何か音源を残して欲しいですね。今作を聴き返し改めてそんな願望が頭をもたげてしまいました。


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