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MENSCHENFEIND II - A.N. (2009年)
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MENSCHENFEIND II - A.N.
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解説 - MENSCHENFEIND II - A.N.
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-07-18 13:45:27)

2009年発表のおそらく4thか5th。

前半が2003年に制作した音源で、後半が2007年制作の音源という、多少変わった構成になっているようですが…作風の方は殆ど変わりませんね。氷の礫が吹き付けるようなディストーションに、時折ギラついたメロディが絡む攻撃的な作風で、如何にもジャーマンブラックな冷たさに満ちた音。薄っぺらい音ではなく、しっかり音圧もあるのが暴虐な作風を引き立ててますね。

何気に注目したいのはヴォーカルの表現力。人間性を失くした様な、完全にノイズと化した声ではなく、地声成分も混じった人間的な感情の混じった絶叫なんですが、これがなかなかに壮絶。氷の礫の吹き荒れる音像の中で声を枯らさんばかりに叫び続ける、おそろしく必死さが伝わってくるような叫び声。白目剥いて歌ってそうっていうか、絶対直立不動では出せない声だと思う(笑)。

ジャーマンブラックでも作風を重ねてキャリアのあるバンドなので、目新しさはない変わりに安定して暴虐な音を提供してくれている感じですね。ドイツ産のブラックをある程度聴きこんでて、他の国のブラックよりも波長が合うと感じた人なら確実に楽しめる作品だと思います。



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