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Хаос (2012年)
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Хаос
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解説 - Хаос
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-08-27 00:08:20)

2012年発表の2nd。

これはまた、クサメタル方向からシンフォブラックに入った人が悶絶出来そうなバンドが出てきましたね…。路線としては、メロいトレモロだけでなく、メタリックな刻みやメロウなリードギターによるハーモニーなどのメロデス要素も含むバンドサウンドに、音色の多い派手なキーボードを乗せて進行するスタイルで、流石にCOFやDIMMU BORGIRクラスのメジャー感は無いものの、プロダクションもクリアでジャンルのマニアならずとも聴けるであろう高品質な音。

幻想的なアンビエンスを感じさせる音色のキーが、派手なフレーズを弾き惹き込む2曲目、電子ピアノを伴う畳み掛けや華麗なワルツパートがいっそあざとい4曲目、初っ端から悶絶級のクサさを醸し出す6曲目などを始め、この手としては楽曲の差別化が上手く出来ている感じで、金太郎飴に決してならない曲作りがアルバムの構成をドラマティックにしているように思います。ただ、メロウなギターソロで終わると見せかけて、B級っぽいSEを交えて締めるエンディングはちょっと謎ですけど。

…シンフォニック系のバンドって、音色の多さやオーケストレーションの派手さで誤魔化していて、結局メロディそれ自体はいまひとつクサさが足りない…という事も少なくはないですが、このバンドはしっかりメロディがクサいのが良いですね。質は高いものの、メロディの構成といいバンドサウンドの勢いといい、メジャーなバンドには余り無いガムシャラ感がある気がするのも良いです。



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