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解説 - FEAR REALITY
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1. Usher-to-the-ETHER (2013-09-10 21:43:50)

2010年発表の1st。

ノイジーなギターリフや儚げなアルペジオ、その残響音が抑圧された心情を代弁するかのように鳴り響き、鬱々と進行していくディプレッシブなブラックメタル。メタルとしてのカタルシスには敢えて背を向け、情景的である事を追求したかのような音像主義の音作り。CDをかけるだけで、部屋全体に「澱み」のようなものが広がった気になるような音を出してます。

そしてヴォーカルも水に怯える狂犬病の犬の如く、現実を恐怖し引きこもる男の心情を表すかのように、情けなく裏返った声で絶叫。最早かっこよさとか邪悪さとかは関係なくて、ひたすらにやるせない時間が流れます。個人的にはありがちなブラックメタル色の強いノイジーな曲よりも、3曲目や6曲目のようなポストロック志向が強い曲の方が、儚げなムード満点かつメロディも結構印象的で好きだったりしますけど。

鬱系・シューゲイザー系でも割とマニアックな方かな、と思います。この手を普段から聴いている方以外には気軽に勧めづらい一品。



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