このアルバムの1曲目なのですが、病んでいる感じをより引き立てるノイズが効果的なイントロ(初めて聞いたときには、レコードプレイヤーが不調?かと思いましたが...)から始まる陰鬱な曲。
RUHSのアルバムには、キーボードが効果音として使われている物が多いですが、このアルバムがその中での一番、緊張感のある音を出しています。
そのなかでも、この曲での使われ方は、人の心の中の不安を増大させるような所が特徴的だと言えると思います。
歌詞については難解で、私には意味不明な部分がおおいですが、少なくとも『真剣度』は、ひしひしと伝わってきます。

シンセの使い方のうまさに脱帽!

静かなイントロ,決めフレーズ,サビという単調な展開ではありますが,
音作りとドラムの盛り上げ方がめちゃくちゃかっこいいです.
シンバルの入れ方,バスドラの踏み方,どれも計算されつくされているだけでなく,
その計算が完璧にはまっています.
やはりお気に入りは,サビ前の,8分の7拍子での決めフレーズ.
1巡目,2巡目,3巡目と少しずつ形を変えながら盛り上げていくのが何とも言えず素晴らしい.
特に3巡目,ギターソロからこのフレーズにつなげていくところ.
ライブ盤「A Show of Hands」ではものすごい歓声が聞こえてきます.良いです.

キーボードの要素をとても上手く使った曲だと思います!めちゃめちゃかっこよくて最高です!!

荘重で切ない。このアルバムの象徴のような曲。