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MOURNING WEPT BESIDE ME (2011年)
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MOURNING WEPT BESIDE ME
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解説 - MOURNING WEPT BESIDE ME
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-11-11 18:47:09)

2011年発表の3rd。

音としては、スローテンポに陰鬱なメロディの乗る、典型的な鬱ブラックという感じですが、SILENCERやNORTT辺りの、圧倒的なマイナス感情を伝えるようなバンドとは異なり、「澱み」「濁り」といった単語が思い浮かぶような、どんよりとした空気感を描写していくような作風。ただし楽曲は落ち着いた印象で、歪みもそれほど強くない音作りですが、ヴォーカルに関してはノイズ一歩手前の絶叫スタイル。

某レビューで「鬱ブラックであり、それ以上の何者でもない」という主旨で揶揄されてもいた通り、鬱系好き以外には退屈に思われるかもしれませんが、波長が合う人には実に心地良い空間を提供してくれる作品ですね。個人的には、特に1曲目の、キーボードの演出する澱が溜まりヴェール状になったような音の中を、ゆるゆると薄暗いメロディが流れる感じがかなり好きです。癒されます(笑)。

流石に入門編というにはマニアック過ぎますが、鬱系としてはSTRIBORG辺りに比べると大分聴きやすい音を出してると思います。ムード重視の鬱ブラッカーにお勧めです。



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