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KINGDOM OF CONSPIRACY (2013年)
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KINGDOM OF CONSPIRACY
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解説 - KINGDOM OF CONSPIRACY
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. GOD ★★★ (2015-12-18 10:47:36)

9thアルバムです。今回から日本盤も発売されました。
路線自体は前作のMajesty and Decayに近いですが、よりパワフルかつヘヴィになった気がします。
音質は硬質でクリアー、そして重低音もしっかり効いており、いう事なしの音質。
ヴォーカルのRoss Dolanはさらに威厳のあるグロウルを披露しています。あまりの迫力に圧倒されそうです。
リフはオールドスクールなものをベースにしつつ不協和音っぽいものを交えたりしながら、暗黒デスらしさを強調しています。
曲によってはブラックメタルっぽいフレーズもあったり、多彩ながらも芯のしっかりしたリフを聴かせてくれます。
ベースは結構クリアに聴こえます。特別テクニカルなフレーズがあるわけではないですが、しっかりと芯を支えてくれています。
ドラムは音質のおかげでやたら硬質かつ力強いです。安定感もあり、しっかりしたドラムです。

個人的には最も彼らの中で力強いアルバム。小細工なしで力任せに相手を叩き潰してしまうようなパワー、ヘヴィネスがあります。
初期ほどアングラな感じはしませんが、ベテランの貫禄がありますね。




2. 悪い悪魔 ★★★ (2021-07-28 11:42:26)

少し前にAtonementのコメントを書いた後、この作品をすぐに注文して早速聴いてみました。
やっぱりいい!
Kamiko!さんがAtonementのところでおっしゃっていた通り、モダンな音質のせいかこのバンド特有の閉塞感は薄いし、煌びやかになり過ぎている印象も持ちますが、音楽の芯の部分はブレていないと僕は感じました。
ただAtonementとは微妙に作風が違っており、Atonementほど邪悪で荘厳な空気は漂っていません。このKingdom of ConspiracyはそういったImmolation特有のアトモスフィアを意図的に抑え、あえて無機質な凶暴性を剥き出しにした作品だと僕は感じました。
というのもこれの前のMajesty and Decayという作品は邪悪ムード全開の作品だったと僕は思うので、今作はそれとは同じにならないようにあえて路線を少し逸らしたのではないかと思います。なのでimmolationにしては珍しく純粋なブルータリティだけで押してくる作品になったのだと思います。
そう考えると、今までの邪悪オーラ全開のImmolationが好きだった方には合わないというのも分かる気がしますね。
ただ、僕はImmolationを聴くのは完全に後追いなので、このバンドの特定の時期に思い入れがあるわけでもなく、先入観のないフラットな気持ちでこの作品を聴けたから好印象に受け取れたのだと思います。
それに今までに比べて邪悪な空気が薄いというだけで、やはりこれはImmolationだというオーラは変わらず放っていると僕は思いました。
個人的にはImmolationを初めて聴くなら評価の高い初期作より、このKingdom of Conspiracyか次のAtonementの方が分かりやすくて入りやすいのではないかと思います。


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