名作 'Gutter Ballet'の伏線になったアルバム。全体にダークさと、この後に色を強めて行くであろうドラマティシズム、Prelude To Madnessの「ちょっと借りちゃいました!」的なクラッシック曲のアレンジが耳を引きます。タイトルトラック、ちょっとキャッチーなStrange Wings(レイ・ギラン氏:故人 が参加)、Beyond The Doors Of The Dark、疾走するWhite Witch等々、ダークでメロディアスな曲がぎっしり。クリスも、ここぞとばかり、メロディアスに弾き捲ってます。 後に出るアルバムほど、メロディーの爆発力は感じませんが、僕は当時気にいっていました。それにしても、その後の「大変身」を、ここでは到底想像できませんでした・・・。