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SHERIFF (1988年)
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SHERIFF
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解説 - SHERIFF
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. MK-OVERDRIVE ★★ (2015-05-12 07:19:40)

1982年11月にリリースされたシェリフ唯一のアルバム。Key.のARNOLD D. LANNIが全曲を書き5.7.はSTEVE DEMARCHIとの共作。有名な2ndシングル4.が突出している感は否めないが、バンド結成以来3年かけて練られたというだけあって新人のデビュー作としてはかなり高レベルの出来と言える。88年の米CAPITOL盤、89年の東芝EMI盤「ホエン・アイム・ウィズ・ユー」ともオリジナルまんまの再発だから、後継バンドALIASでFREDDY CURCIのVo.が気に入った人、(日本で言う)AORや産業ロックが好きな人は見つけたら即買いだ!



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2018-07-26 22:45:03)

バンド解散後の‘89年にラジオを起点に火が点き、最終的には(国内盤CDの帯に誇らしげに表記されている通り)全米チャート№1の座を獲得するリバイバル・ヒットとなった名バラード“WHEN I’M WITH YOU”を収録する、カナダの5人組SHERIFFが’82年に残した最初で最後のフル・アルバム。
自分はフレディ・カーシ(Vo)とスティーヴ・デマーチ(G)が結成したSHERIFFの後継バンドというべきALIASを先に聴き、そこから遡って本作を入手したのですが、基本的に両者の音楽性は同一。どちらも大陸的ポップ・センスと、欧州風味の仄かな哀愁がない交ぜのキャッチーなメロディに彩られたカナディアン・メロディアスHRを持ち味としていて、幾分AOR/産業ロック色が強まっていたALIASに比べると、こちらの方はフレディが微笑ましいぐらい元気一杯にハイトーンVoを決めまくり、スティーヴのGが溌剌と動き回る、より若々しいサウンドとの印象あり。(印象も何も実際若いのですが)
本編の目玉はやはり、Key奏者のアーノルド・デヴィッド・ラニが恋人に捧げるため書き上げたという甘々なバラード“WHEN~”なのでしょうが、快活に弾むポップな②があったかと思えば、イントロからGリフがシャープな切れ味を発揮するハード・ロッキンな疾走ナンバー④もあり、そしてアメリカン・プログレ・ハード風味漂わす⑧やドラマティックに盛り上がる⑨の二連発もある…といった具合に、バラエティに富む収録曲の完成度はどれも高値で安定しており聴き応え十分。
個人的にはALIASのアルバムよりも気に入りましたよ。ぼちぼち再発してくれないものか。




3. 失恋船長 ★★★ (2023-02-13 19:50:49)

全米No.1ヒットとなった『When I'm With You』は、バンドが既に消滅した後だという事実に驚きます。そういう売れ方もあるんだなぁと感心するのですが、1982年でも十分に受けそうな質の高い音楽性をやっており、単なる売れ線系とはひと味もふた味も違う、IQの高そうなメロディアスロックをやっている。突き抜けるハイトーンは力強さを感じさせバラード系は勿論だが、歯応えのあるナンバーでも魅力を損なうことなく、柔軟に対応している。その実力の高さ、何より無駄を感じさせない丁寧なアレンジが映える楽曲、全てに必然性がありますね。爽やかな⑦やバラード系が、このバンドの売りなのかも知れませんが、STYX、BOSTON、JOURNEYらと同系列で語られるべきバンドです。キーボードサウンドも小技が効いており変化自在の鍵盤プレイも魅了している。


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