また、疾走パートでも狂気や瞑想的な感触も感じさせる「Divine Light」「Hunted Prey」、サイケデリックなメロディと共に這いずり回りつつ、即興的なドラムが聴き手を威嚇する「Kiara」、どす黒さだけでなく、乾いたメロウさもある「On the World’s Grave」、耳に岩石を突っ込むかの如き害悪ノイズリフで責め苛む「Under the Slag Heap」など、アンビエント志向の強いブラックながら楽曲に幅を持たせているのもいいですね。ネガティビティ全開とは言え、意外にメロディにも意識が向いてる作りなのも好みです。