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MASTERS OF DISGUISE - 最近の発言
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Alpha / Omega

US産スピードメタルの雄Savage Graceのアルバムからバンド名を拝命したバンド。それだけにデビュー作は、バキバキのベース音も含め、完全にフォロワーという形をとっていた。それもカヴァーバンドから派生しているのだから当然です。
今作は、いい意味で彼らの個性を出している。その反面、無頼なコンクリートアメリカンスタイルは捨て欧州風味も倍増。しっかりと歌い込めるシンガーの素養もありMasters of Disguiseの音になってきている。
ギターも巧者であり、よく泣き疾走する。
基本はスピード重視の楽曲と音楽性、彼等のやりたいことは貫かれているが、余所行きに変わった印象は拭えない。特にアコースティカルなパートも増やし音楽性に深みが増している。
この手のスピードメタルにありがちな、勢いだけではない懐も深さ、そういう演者のバックボーンも巧みに取り込み、脱Savage Graceに成功した。
元々がドイツのバンド、それだけに順当なスタイルに落ち着いたといえる。彼等の武器は欧州風味のあるステゴロ喧嘩メタルであったが、ジャーマンスタイルの王道パワー/スピードメタルに落ち着いた。
そこが評価を分ける最大のポイントだろう。
余計な先入観がなければ不満などあり得ないが。、個人的には、やはりそっちの方向性に流れたかが強い。

失恋船長 (2021-01-11 16:05:09)


Alpha / Omega

Savage GraceリスペクトBANDの3rd。パワーメタル好きにとっては文句なしの傑作!こりゃ凄い。
オールドスクールでありながら、現代的なアグレッションもある。正統派メタルFANは聴き逃すのは
こりゃ損だわ。ドイツ産なのに、アメリカン・パワーメタルを極めている。何かクヤしいなぁ・・・。
扇情的なツインギターと伸びやかなヴォーカル、たまりません!

cri0841 ★★★ (2020-03-28 23:08:35)


Demons From the Past / Alpha / Omega
ド直球のスピードメタルナンバー。
闘争心を掻き立てられるメロディがいい。

GC8改 ★★★ (2017-12-02 16:31:31)


The Fine Art of Aging Gracefully
2016年リリースの全6曲カヴァーによるミニアルバム。①からOMENがMetal Massacreの第5弾に提供した『Torture Me』で幕が開き、②はHEATHEN の『Goblin's Blade』、③はMETAL CHURCHの『Battalions』 と続くのだからマニアにはたまりませんね。彼らのルーツがどこにあるのかは、今まで発表した楽曲を聴けば明白ですが、極端なモノから、当たり前のメタルへと復権が叫ばれる今だからこそ、多くの人にも見直して欲しいと言わんばかりの選曲に、同じようなモノを見聞きしていた者としては、強い共感を覚えずにはいられません。伸びやかで抜けの良いハイトーンも力強い歌声で全ての楽曲を貫禄のパフォーマンスでねじ伏せ、単なるお遊びバンドでは終わらないシリアスさを感じさせるも最大の魅力。ギターもツイン編成に戻り、キッチリと仕事をしています。余白の少ない実直なカヴァー故に、オリジナルを聴いた方がマシだと根強いマニアに指摘も受けそうですが(音質もあんまり良くない)埋もれている名曲を、どのような形でも良いので再度スポットライトをあてた功績は大いに評価したいものです。

収録曲は下記にて
1. Torture Me (Omen cover)
2. Goblin's Blade (Heathen cover)
3. Battalions (Metal Church cover)
4. Back to Reign (Agent Steel cover)
5. Master of Disguise (Savage Grace cover)
6. Frost and Fire (Cirith Ungol cover)

失恋船長 ★★★ (2017-01-06 13:41:11)


The Savage and the Grace

US産マイナーメタルの星『SAVAGE GRACE』から多大なる影響を元に結成されたバンドの2nd。前作同様、甘さを廃した徹頭徹尾貫かれるパワー/スピードメタルに対するオマージュが全開、かつては当たり前に存在したUS産ならではの、ゴツゴツとけたたましくなり響かせるコンクリートメタルサウンドはまさに『SAVAGE GRACE』を彷彿とさせるもの、流麗なソロワークは勿論だが、メロディックでスピーディーなギタープレイは直線的過ぎるほど実直に往年のスタイルを踏襲されており、そこに2000年以降の研磨されたエッセンスが乗るのだからパワー/スピードHM/HRが好きな人にはたまらんモノがあるでょう。
甘ったるいメロディもコミカルさもない、古くて新しい正攻法で勝負を賭ける正統派HM/HRが奏でる火花散る熱演は掛け値なしにカッコいいですね。ちなみに今作もカヴァーを2曲収録⑦SAVAGE GRACEのカヴァーで⑩はFlotsam & Jetsamのカヴァー、どちらも職人気質の強いドイツ人らしい生真面目な仕上がりに目を細めてしまいます。マニアご用達の様相もありますが、ストレートなHM/HRが好きな人に聴いて欲しい一品ですね。そして合わせてSAVAGE GRACEも評価してもらいたいものですよ。

失恋船長 ★★★ (2017-01-06 13:23:05)