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Fire Walks with Me / TALES OF THE SACRED (火薬バカ一代)
The Holy Gate / TALES OF THE SACRED (火薬バカ一代)
Lonely Man's Day / TALES OF THE SACRED (火薬バカ一代)
TALES OF THE SACRED (火薬バカ一代)


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Fire Walks with Me / TALES OF THE SACRED
“SPOTLIGHT KIDS”を思わせるGリフに、
まるでリッチーなGソロと、ジョン・ロードばりのKeyソロとが
駆け抜ける、アルバム収録曲中、最も高い深紫/虹色指数を
記録する疾走ナンバー。聴いていて顔がにやけますが
それだけでなく、後半にはピアノ・ソロを追加して
北欧様式美メタル色も主張する等、アルバムの
ハイライト・ナンバーに推したいドラマティックな名曲に
仕上がっております。

火薬バカ一代 ★★★ (2014-03-10 22:47:31)


The Holy Gate / TALES OF THE SACRED
“MISTREATED”系の落ち着いた曲調から一転、
インスト・パートになると途端に“STARGAZER”を
彷彿とさせる妖しくもドラマティックな音世界に
突入して俄然盛り上がる、エスニックな雰囲気
漂わす大作ナンバー。

火薬バカ一代 ★★ (2014-03-10 22:42:23)


Lonely Man's Day / TALES OF THE SACRED
透明感に満ちた哀愁のメロディを
少々野暮ったい感じのVoが甘く歌い上げる
「ザ・北欧メタル」なバラード。
楽曲自体にRAINBOW/DEEP PURPLE色は
あまりないのですが、間奏パートでのGソロが
「適当に思い付いた叙情メロディを気の向くまま
爪弾くリッチー・ブラックモア」を完全再現していて
驚かされますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2014-03-10 22:37:40)


TALES OF THE SACRED

「名は体を表す」の格言に倣って、DEEP PURPLEからの影響をモロ出しにしたHRサウンドを追求するスウェーデンの5人組が、'94年にゼロ・コーポレーションから発表したデビュー作。
元ネタについては、現BURRN!!編集長が詳細な解説をCDに寄稿しているのでそちらをお読み頂くとして、とにかく本作、メイン・ソングライターであるギタリストの「リッチー・ブラックモアへのなりきり具合」が凄まじい。音色からフレージングまで、御大の生霊を憑依させたかのようなGプレイはイタコ顔負けで、独自性という点では大いに疑問符のつく作品ではありながら、個人的にはここまでやられると、最早立派な「芸」として評価せざるを得ません。
OPナンバーこそ地味ですが、以降は、Key奏者のジョン・ロード・フリークぶりも相当なものと分かる②③、北欧メタルならではの甘いバラード④(この曲における「叙情メロディを適当に爪弾くリッチー」の再現度の高さがまた凄い)、『虹を翔ける覇者』のエキゾチックな世界観を受け継ぐドラマティックな⑤・・・と、「RAIBOW/DEEP PURPLEあるある」で固められた楽曲が連発。中でも“SPOTLIGHT KIDS”風Gリフが疾走する⑥は、そうしたノリが最高潮に達する名曲で、エレピ・ソロまで走り始めた瞬間にゃガッツポーズを禁じえませんでしたよ。
まぁ、だからといって本作がDEEP PURPLEやRAINBOWの名盤に匹敵するクオリティを備えているかと言えば、そうはなっていないところが創作活動の侭ならぬ部分なのですが・・・。

火薬バカ一代 ★★ (2014-03-08 00:56:19)