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80年代
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C
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CARRION
EVIL IS THERE!
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Demon's Child
(2)
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Games of Evil
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コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
火薬バカ一代
★★
(2014-04-01 22:21:12)
スイスのスラッシュ・メタル・バンドと言えば、個人的にCELTIC FROSTやCORONERを差し置いて真っ先に名前が浮かぶのがPOLTERGEISTなんですが、その前身バンドであるCARRIONが'86年にGAMA RECORDSに残した唯一作がこちら。
初期METALLICAやSLAYER、あと地理的にジャーマン・スラッシャー勢にも触発されたという彼らのサウンドは、「腐肉」を意味するバンド名に相応しい邪気がプンプン。顔面にはコープス・ペイント(やり過ぎて志村けんのバカ殿みたくなってるメンバーもいますが)を施し、オカルト思想や悪魔崇拝をテーマに掲げた歌詞を、テクニック度外視のスピードに乗せて叩き付ける来るスタイルは「プロト・ブラック・メタル」的とも言え、その先見性は同郷のMESSIAHに通じるものがありました。(事実、両バンドは仲良しだったという)
僅か4日間で突貫レコーディングされた音質のローファイっぷりといい、青臭さ全開のVoといい、垢抜けない作りはあからさまにマニア向け。しかしながら、バンドのリーダーたるV.O.パルヴァーの曲作りのセンスやGプレイのクリエイティビティの高さは、例えば正統派へヴィ・メタリックなGリフのカッコ良さが耳を惹く③、緩急を効かせたダイナミックな曲展開が魅力の⑥といった楽曲を耳にすれば、十二分に伝わってきます。
本作発表当時、METAL HAMMER誌のレビューにおいて最低点(7段階評価で1ポイント)を獲得したというエピソードも、今となっては勲章みたいなもんですよ!
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