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WAR DANCE (1999年)
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WAR DANCE
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解説 - WAR DANCE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2014-04-10 15:45:02)

Rainbow・Black Sabbath・Blue Öyster Cult・Riot・Axel Rudi Pell等でドラムを叩いたボビー・ロンディネリと、兄弟だったと思いますギターのテディ・ロンディネリにBlack Sabbath・Badlandsや横関敦にジョージ・リンチのソロ、フェノミナ2なんかでも歌っていた、今は亡き魂のシンガー、レイ・ギランにWhite Lion・ザックワイルド関連のバンドやMegadethなんかのベースとして知られるジェームス・ロメンゾ等が集い結成されたバンドが1985年に録音されお蔵入りした作品が1996年に突如日の目を浴びることになった幻の一品を紹介します。前半4曲スタジオ録音に後半4曲がLIVE音源ということでコレクターアイテムの復活的なニュアンスを感じますが、これが時代背景をそのままに照らし出した適度に乾いた正統派のUS産メタルを披露、キーボードも効果的に使い厚みのあるコーラスハーモニー等も生かしたアレンジが冴えわたる聞かせてくれる一枚。当時は無名だったレイ・ギランも素晴らしいパフォーマンスを見せており、堅実なバックのプレイも心地よく安心して身を任せて聞けますね。ボビーのパワーヒッティングドラムも健在だし、テディのギターワークは所謂、ギターヒーロー然とした技巧的な面とフィーリングを生かした渋めのプレイを披露し、よりオーセンティックなサウンドワークに貢献しております。しかしなんと言っても主役はレイ・ギランの情感のこもったパワフルな歌声でしょう。伸びやかに朗々と歌い上げる姿にうっとりと聞き惚れてしまいます。この作品がどのようか経緯で埃に埋もれ、どのような経緯で発掘されたかは分かりませんが、良質なメロディと上手い歌を堪能されたい方はぜひとも聞いて欲しですね。ちなみに2002年にはトニー・マーティンとニール・マーレイが加わりアルバムをリリースしていますので、そちらも合わせて聞いて欲しいですね。正統派メタルマニアなら必ずは興味を持ってもらえるかと思いますよ



2. 火薬バカ一代 ★★ (2022-08-18 00:13:37)

RAINBOW、BLACK SABBATH、MSG、BLUE OYSTER CULTといった錚々たるバンドで腕を振るってきたボブ・ロンディネリ(Ds)が、兄弟のテディ・ロンディネリ(G)と共に結成。'02年発表の1st『OUR CROSS, OUR SINS』(この時のVoはトニー・マーティン)で日本デビューも飾っているRONDINELLIが、’85年に残したお蔵入り音源がこちら。ちなみに参加メンバーはロンディネリ兄弟に加え、現MEGADETHのジェイムズ・ロメンゾ(B)、そして故レイ・ギラン(Vo)という、今となってはかなり豪華な面子が揃っています。
本編はスタジオ音源4曲、ライブ音源4曲の計8曲で構成。コージー・パウエルも認めたボブ兄ィのタイトなドラミングと、知名度では兄に一歩譲るものの腕前は確かなテディのGを軸とした正統派HMを演っていて、フックに乏しい前半を聴き終えた時点では『OUR CROSS~』同様、悪くはないけど決め手に欠ける内容なのかなぁと思ったものですが、本作の真価はむしろオマケと捉えていた後半のライブ音源にこそあり。特にここで存在感を発揮するのがレイ・ギランのVoで、スタジオ音源と比較しても何ら遜色のない、どころか、それを遥かに上回るパワーとエモーションを漲らせた熱唱は、後にBLACK SABBATHやBADLANDS等での活躍を予感させるに十分な仕上がりっぷり。彼のVo、ボブ兄ィのシュアなドラミング、テディの泣きのGが10分以上に及ぶ長尺を濃厚に盛り上げる⑤⑥辺りにおけるパフォーマンスは圧巻の一言に尽きますよ。
現在では1stアルバムも本作も入手困難になってしまったようですが(というか需要がないだけか?)、もし見かけたら手に取って頂けましたら幸いです。



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