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人気者で行こう / サザンオールスターズ (MK-OVERDRIVE)
原由子 with サザンオールスターズ / サザンオールスターズ (MK-OVERDRIVE)
綺麗 / サザンオールスターズ (MK-OVERDRIVE)
バラッド '77〜'82 / サザンオールスターズ (MK-OVERDRIVE)
NUDE MAN / サザンオールスターズ (MK-OVERDRIVE)
RESISTANCE / 大西結花 (火薬バカ一代)
ステレオ太陽族 / サザンオールスターズ (MK-OVERDRIVE)
極悪 / ダンプ松本 (失恋船長)
Wild Cats / 本田美奈子 (火薬バカ一代)
タイニイ・バブルス / サザンオールスターズ (MK-OVERDRIVE)
Joe / ジョー山中 (火薬バカ一代)
10ナンバーズ・からっと / サザンオールスターズ (MK-OVERDRIVE)
熱い胸さわぎ / サザンオールスターズ (MK-OVERDRIVE)
MOTHER / KIX‣S (cri0841)


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人気者で行こう / サザンオールスターズ

ようやくこのコメントを書いている時点から40年前まで来ました。当時はと言いますとまずCD時代の到来。ニューウェイヴやテクノの流行。これらハイテク化の波を受けつつデジタルサウンドを適度に採用して和洋折衷サウンドを開拓した結果が本作となります。すなわちシンセ類と生楽器が絶妙な配合加減で拮抗して溢れんばかりの試行欲求が各々の楽曲に注がれています。テクノとクレジットされたmanipulator藤井丈司が手腕を発揮。前作"綺麗"における(日本で言う)AOR路線をさらに突き詰め、しかも渋さが全面に出ていた前作よりも聴き易いとはいえ実験的な曲も多いので、若いリスナーには難解な部分もあるでしょう。捨て曲無しのサザン史上最高傑作と評価されることが多く全体にはニューウェイヴでもテクノでもなく私の好きな産業ロックと見做すことができる本作、年間アルバムチャート3位、上位は"Thriller"と"Footloose:Original Soundtrack"だから実質邦楽では1位に輝きました。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-11-23 01:55:45)


原由子 with サザンオールスターズ / サザンオールスターズ

1983年12月、"バラッド '77〜'82"の当初と同様カセットテープのみの形態で発売されたがCD化されず廃盤となったベストだそうな。現在までこのタイトル名義での作品は無く、原坊ヴォーカル曲やキーボード/ピアノが前面に出た曲が主体、かと思えば"ボディ・スペシャル II (BODY SPECIAL)"や"東京シャッフル"は全くそうではないし、名義はあくまでサザンオールスターズですから一体何なんでしょうねという世界。現物を知らず今更再発も望めない謎商品です。
side A
1. そんなヒロシに騙されて
2. かしの樹の下で
3. ボディ・スペシャル I (BODY SPECIAL)
4. ボディ・スペシャル II (BODY SPECIAL)
5. 南たいへいよ音頭
6. 私はピアノ
side B
1. 東京シャッフル
2. 流れる雲を追いかけて
3. EMANON
4. シャッポ
5. Ya Ya (あの時代を忘れない)
6. NEVER FALL IN LOVE AGAIN

MK-OVERDRIVE (2024-11-11 01:37:00)


綺麗 / サザンオールスターズ

1978年のデビューから毎年コンスタントに1作ずつオリジナルアルバムを発表してきて本作は1983年の6thとなります。14曲大サービスと物量作戦気味ですが、私としてリアルタイムで印象に残ったのは非シングルながらインパクト大な1.や他人の歌唱でヒットしたザ・歌謡曲6.ぐらいで、唯一のシングル13.がスッポリ記憶から飛んでいました。さて当時はYMOなどテクノの台頭でサザンも音的な進歩を迫られたのでしょう、TAISHITAレーベルの設立もそんな背景があろうかと。前作に比べて一般的にすぐ理解されなかったのは無理もありません。前述の新しい音で日本型ワールドミュージックを追求したら、クリアなサウンドを核とした日本産ワールドミュージック満載のエスニックアルバムが出来てしまったからです。桑田の作る曲のテーマは様々な事象に及び作品の幅が大きく広がりました。大学音研サークルの面影が消え日本を代表するメジャーバンドへと成長を遂げたサザン、本作も最終的には№1を獲得し当時の最高傑作と絶賛されることになります。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-11-10 02:35:49)


バラッド '77〜'82 / サザンオールスターズ

1982年12月リリース、サザン初のベストアルバムであり文字通りの"バラッド"が一挙20曲、それも当初はカセットのみでアナログ盤は存在しません。本作にしかコメントの無い5.12.14.そして当時最新のシングル17.がオリジナルアルバム未収録。デビュー前に出来ていた曲もあるからタイトルが"'77~"だというのが有力な説です。1985年にめでたくCD化され手軽に楽しめますから、上記4曲目当ての人はもちろんそうでない人もコレクションとして是非お一つ。

MK-OVERDRIVE ★★ (2024-10-25 03:33:27)


NUDE MAN / サザンオールスターズ

'80年代のサザンでは最も売れた№1アルバム3発目。ケツジャケ! あはは。確かに何も知らない人々なら当時は引いたでしょう。1982年 - デビュー5年目にして5thですからアルバムに関しては年一ペースと、ハチャメチャなイメージに反して実は地道に着実に歩んできたことが伺えますね。そして先行シングルになるはずだった"チャコの海岸物語"の勢いそのままに一挙13曲を披露した本作。"お願いD.J."を彷彿させる1-1.に始まり"涙のアベニュー"同様横浜が舞台の1-2.、"別れ話は最後に"系の1-3.、"勝手にシンドバッド"モロ直系の1-5.など従来路線、得意なパターンを踏まえた上でそれらを継承ひいては発展させて提供しています。そんな中で1-4.や2-1.といった新味の探求も。(日本で言う)AOR色の濃い曲が台頭してきていますが全体には↑サザン初の本格的なロック・アルバムであり、サザンはこのアルバムから実質第2期に移行したと言えるでしょう。そして挑戦は続く…。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-10-25 02:18:09)


RESISTANCE / 大西結花

ドラマ『スケバン刑事Ⅲ:少女忍法帖伝奇』に出演、スケバンで刑事で忍者の末裔で戦う武器が金属製の折鶴で…と盛り過ぎた設定が渋滞を起こしている「折鶴の結花」こと風間結花役で人気を博した大西結花が、'89年に発表した6枚目のソロ・アルバム。
完全に興味の範疇外だった作品にも拘わらず購入してしまったのは、横関敦(G)、三柴理(当時は三柴江戸蔵/Key)、DOOMの故・諸田コウ(B)といったバックを固めるミュージシャンの顔触れに興味をそそられたから。多分プロデューサーが月光恵亮だった関係での起用と思われ、この座組は同時期に制作された山瀬まみの『親指姫』、そして翌年リリースの横関の5thソロ『SEA OF JOY』と続いていくこととなります。
本作に関して言えば3人とも作曲面にはノータッチなので、ここで聴けるのはVo中心に組み立てられたポップな歌物ロック。大西の甘口な歌唱も楽曲の方向性もアイドルの枠組みから大きくはみ出すものではなく、全員大人な態度で雇われ仕事に徹しているのですが、それでもインスト・パートに差し掛かると「ジェット・フィンガー」の異名に違わぬ速弾きを割り込ませて来る横関を筆頭に、もう辛抱堪らん!とばかりに暴走が始まりそうな不穏な雰囲気が漂い出すので妙にハラハラしてしまうという。楽器陣が狂騒的に跳ね回るOPナンバー①や、キャッチーな②、印象的なGリフを伴って駆け抜ける⑥、抑えたイントロから溌剌とテンポアップする⑨辺りは単純に良い曲なんじゃないかと。
その昔「話のタネに」と購入した作品でしたが、“哀しみのシャングリラ”級の名曲は見当たらずとも意外に楽しめてしまった1枚です。

火薬バカ一代 ★★ (2024-10-22 00:28:25)


ステレオ太陽族 / サザンオールスターズ

"太陽の季節":太陽族の時代レコードはモノラルだったのに対しサザンはステレオ時代の太陽族だという意味で1981年7月にリリースされた4thです。それまでの若気の至り的なハチャメチャ歌謡ブルーズから決別し、ロックバンドとしての地位を確立しながら八木正生のアレンジによるジャズ要素を大幅に導入するなどチャレンジングなアルバムとなりました。一般受けよりも音楽性を高めた結果オリコンでは6週連続1位、その後も特にジャズアーティストからの評価が高かったとのこと。13.だけが浮いているように感じる、全体にジャジーでブルージー即ち渋くてアダルトな作風こそが本作一番の特徴であり魅力でしょう。噛めばスルメの曲ばかりですので何度でも聴き返していただければ。余談1:ジャケットはブラジルのお面とセーラー服のコラ画に過ぎませんからあまり突っ込まないように。余談2:同年の印象深い夏向き大ヒットアルバムと言えば日本語ロックの先輩・大瀧詠一の"ロンバケ"。オリコンでは2位止まりだが売上枚数は一般受けを反映しダブルスコアで上回っています。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-10-10 02:50:35)


極悪 / ダンプ松本

ゆりやんレトリィバァの熱演が話題のドラマ極悪女王。その人気ぶりは凄まじく、とうとう今作の配信が決定した。幻の珍品の復活。既にゆりやんがカヴァーしているDump the Heelも披露されているが、彼女、さぞや苦労したろう。
なんと言ってもダンプ松本の壊滅的な歌声、その極悪ぶりに、どう歌メロを理解すれば良いのか苦労したはずだ、とにかく凄かった。藤波辰巳は殿堂入だが、80年代らしいよなぁ。こんなクオリティで商品化されるんだから昭和のえげつなさを感じますよね。

そんな思い出が詰まった珍品。

【収録曲】
1. Dump The Heel
作詞:Joe 作曲:Paul 編曲:44MAGNUM
2. Dangerous Queen
作詞:國木田あこ 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:浅野考巳
3. Hell’s Angels
作詞:あさくらせいら 作曲:坂本龍一 編曲:藤井丈司
4. 極悪
作詞:佐伯健三 作曲・編曲:白井良明 
5. Trouble Maker
作詞:Joe作曲:Jimmy 編曲:44MAGNUM
6. MAJI
作詞:あさくらせいら 作曲:坂本龍一 編曲:藤井丈史

上記の豪華クレジットに本気だったことは窺える。44MAGNUMのハードサウンドも本格的だったが、やはり巨匠坂本龍一の参戦に尽きるだろう。
エレポップな③と美しいメロディがアンニュイな昼下がりを思わせる⑥と本気で曲作りを行っている。それだけにダンプの歌唱力は失礼なほど実力不足なのだが、本人よりも回りの大人が悪いな。ボイトレなんかしてないもんあぁ。レコーディングも短時間で済ましたろう。

でもダンプ松本さんの素顔は、恐らく③や⑥であり、無理に力み凄みを出そうとした①は、本性的に無理なんでしょうね。今となってはそんな可愛らしい素顔が垣間見える珍品である。10/2に配信されるらしい。
機会があれば是非ともお試しあれ。昭和の力技に仰け反りますよ。そして44MAGNUMの本気度に驚く。②もプロレスラーの曲らしい。佐伯健三も彼の世界観を出している。

採点不能の珍品ですけどね。

失恋船長 ★★★ (2024-09-21 11:44:14)


Wild Cats / 本田美奈子

ゲイリー・ムーアやブライアン・メイとコラボって“THE CROSS~愛の十字架”“CANCEL”“CRAZY NIGHTS”を発表する等、ロック色を強めた活動を行っていた時期の本田美奈子が、新たに女性メンバーのみで構成されたMINAKO WITH WILD CATSを結成して'88年にリリースした作品(この名義では一作目)。
活動期間は短命で、本田以外のメンバーは名前すらあやふやと、正式なバンドと呼ぶには実態が伴っておらず、正直「話題作り」以上の意味はないと思っていたのですが、後追いで本作を聴いてビックリ。いや良く出来ているんですよ、これが。ゴリゴリのHR路線ではなく、あくまで彼女のVoを生かした歌謡ロック・サウンドを基軸としつつも、手練れのソングライター陣のバックアップ、そして何よりプロフェッショナルなシンガーとして凄みすら漂わす本田の歌唱が強力なフックとして機能する楽曲は、ハードなGをフィーチュアして駆け抜けていく②、映画『キル・ビル』挿入歌として日本でも知名度を上げたナンシー・シナトラの名曲“BANG BANG”を重厚にカヴァーした④、本編のハイライトとして燦然と輝くドラマティックな泣きのバラード⑧を筆頭に、舐めてかかったこちらが逆に姿勢を正されてしまうクオリティを提示。リーダー・トラックとして収録された忌野清志郎提供⑪の「芸能界」っぽい色合いが逆に浮いてるように感じられるぐらいですよ。
アイドル時代、あるいは白血病と闘った晩年の(ある種神格化された)イメージが強い本田美奈子が、音楽面において試行錯誤を重ねていた時期に生み出した隠れた良作。ガールズ・ロック花盛りな現在の方が正当に評価されるのではないでしょうか。

火薬バカ一代 ★★ (2024-09-18 23:47:08)


タイニイ・バブルス / サザンオールスターズ

2015年の"葡萄"まで続く連続オリコン1位記録のスタートとなった1980年3月リリースの3rdです。サザンが初めて発表した本格的なトータルアルバムとの評価もある本作。シングルは先行発売の9.5.に続いて7.が同時発売の計3曲。11.のコメントで触れた通りレコーディングに集中するためTVなどメディア露出を控えることに。"FIVE ROCK SHOW"と銘打って5箇月連続でシングルをリリース、それが本作収録の5.7.と"いなせなロコモーション"、"ジャズマン (JAZZ MAN)"、"わすれじのレイド・バック"で後半3曲はシングルのみの発売でした。しかも5枚のシングルは"洋楽的要素が強すぎ自己満足の域を出てなかった"ためセールス的に失敗したと言われます。その一方でアルバムは狙い的中の充実した内容となり前述のように晴れてNo.1を獲得。シングル曲以外でも、大人の事情かサザンではシングルにならず同年高田みづえがカバーし大ヒットになった4.を始めとして、オープニングのギターが映える1.、ブルージーな2.など、攻めのスタジオレコーディング活動から生まれた成果と言えるでしょう。しかしこの後サザンはお茶の間から姿を消し、大局的視点で見れば低迷期に入ってしまったと。確かに私も当時は"栞~"や"チャコ海"までご無沙汰していました。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-08-30 02:05:22)


Joe / ジョー山中

波乱万丈の生涯を送り、'11年に鬼籍に入られたジョー山中。出演も兼ねて歌った映画『人間の証明』のテーマ曲を大ヒットさせたシンガーでもある彼が、FLOWER TRAVELLIN’ BAND解散後、’74年にATLANTIC RECORDSから発表した最初のソロ・アルバムが本作となります。
ジョー山中というと、ボブ・マーリーばりのドレッドヘアと、80年代以降のレゲエ・ミュージックへの傾倒の印象が強いのですが、本作に託されているのはFLOWER TRAVELLIN’ BANDの流れを汲むソリッドなHRサウンドであり、レゲエのエッセンスはほぼゼロ。それもその筈、バックを固めるのは、石間秀樹(G)、和田ジョージ(Ds)、篠原信彦(Key)というFLOWER TRAVELLIN’ BAND時代のバンドメイト達。あくまで「歌」を主役として立てつつ要所を引き締める楽器陣の達者な援護射撃を受けて、山中も持ち前の情熱的かつパワフルなハイトーンVoを伸び伸びと披露してくれています。
ブラスをフィーチュアしてファンキーにぶちカマされる①、ストリングスと哀愁を纏った②③、山中のエモーショナルな歌声が絶品のバラード④、一転してベタベタな歌謡ロック・チューンながら聴き慣れるとクセになる⑤…といった具合に、頭から順番に語れるぐらい優れた楽曲が並ぶ本作ですが、何といってもハイライトは⑥。熱を帯びて絞り出される山中の熱唱と石間入魂のGソロにグイグイ涙腺を刺激されまくる名曲ですよ。
個人的にはFLOWER TRAVELLIN’ BANDの諸作よりも聴き返す機会の多い1枚。これほどの名盤が長年ほったらかしで'17年にようやく初CD化なんて遅過ぎますって。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-08-20 00:14:37)


10ナンバーズ・からっと / サザンオールスターズ

1979年4月5日発表。ライヴにTVと超多忙でヘトヘトだった中で桑田が全霊を込めた原坊への"ごめんねソング"10.が3rdシングルに決定しヒット、サザンはコミックソングだけじゃないんだと世間が一目置くように風向きが変わってきた所でリリースされた2ndです。デビュー曲からして意味不明・聴き取り困難が一種のキャラとして定着していたサザン、本作ではプレスに間に合わず歌詞が☆◎♂等の記号で埋められ解読不能な曲が3曲収録されています。その実は当時の放送コードに抵触する"意味明瞭・聴き取り困難"な下ネタだからなんですが。確かに当時は急造の感が否めず完成度と言うより1stのイケイケ勢い任せ一本な整合感が後退したイメージがありますが、じっくり聴き直せば大学音研サークルの原点から脱却し人気に相応しい実力を確実につけていく過程がバラエティに富んだ楽曲群から聴いて取れます。シングルA面曲がこれまた3曲、それだけで本作の価値は決定したようなものでしょう。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-08-10 02:11:04)


サザンオールスターズ

↑私のではありませんが前回のコメントがあの出来事のほぼ直前だったとは…あれ以来"TSUNAMI"がライヴで封印されて久しい…中曽根さんがレスしている2006年頃この曲にはサザンらしいアクが無いのどうたらコメントしたのは実は私です。言い換えると整合性があり過ぎるんですね。
大体ロック、特にサザンの音楽に整合性を求めてはいけないんだなと。整合性とは礼儀やお行儀良さとも言えるでしょう。
サザンがデビューした1978年頃"桑田佳祐と松山千春は生意気だ"と言う先輩がいましてよくよく聞いてみたら歌番などで年上の司会者などにタメ口で話す、礼儀知らずだからとのこと。彼が聴く音楽はクラシック一筋で細かく連打するような雷が鳴ると"素晴らしいティンパニだ!"なんてジョークをかますような人。クラシックなんて整合性の音楽そのものですよね。恐らく彼はサザンばかりかクラシック以外の音楽に耳を閉ざしたまま一生を終えるんじゃないでしょうか。
いやまぁアーティストやアスリート、職人と言われる人たちだってやることしっかりやってりゃ多少の礼儀知らずは普通許容できるでしょう? 私たちの世代からしてもう"先輩には敬語を使って話す"なんて旧来の常識が崩壊してましたもの。あの時代野球選手で愛甲猛ってのが出てきてね、彼もインタビューなどで相当タメ口叩いてましたよ。桑田と同じ神奈川県人で私よりちょっと下の世代だけど、あぁこういうのが大人たちから新人類と呼ばれるんだろなって。
今回1stアルバムから聴き直すに当たり色々当時のことを思い出して整合性の無い話になってしまいました、どうかご勘弁を。

MK-OVERDRIVE ★★ (2024-07-31 00:57:31)


熱い胸さわぎ / サザンオールスターズ

1978年デビューの衝撃的なアーティストと言ったら洋楽では1月のVAN HALEN、邦楽ではこのサザンでしょう。6月25日リリースのデビューシングル1.が当時ではオリコン3位まで上がるヒット、丁度2箇月後の8月25日絶妙なタイミングでリリースの本アルバムが16位と新人としては絶好調なスタート。日本ロック史上初のサザンロックを基調としブルースロック、ラテン、ボサノヴァ、レゲエ等当時で言うクロスオーバージャンル、そこに昭和歌謡をふりかけたアルバムというのが大方の評価です。テクは発展途上でしょうが当時まだ21か22そこらのメンバーが心から楽しんで演奏しています。荒削りな迫力に音楽への情熱ゆえの魅力に溢れたデビュー作、リアルタイマーから言わせてもらいますがまさに↑当時では考えられなかった作品でした。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-07-30 00:55:05)


MOTHER / KIX‣S

90年代ビーイング系が猛威を振るってた頃の名作。B!誌の藤木氏が高く評価してた。
伸びやかなヴォーカルと、アメリカンなハードロックが非常に気持ちいい。
これだけ高品質だと、王道な事も決して悪くないねえ、普通にサブスクで聴けるので
是非是非チェックして欲しいです。1曲目はVガンダムのエンディング曲で有名。

cri0841 ★★★ (2024-06-15 22:46:20)