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LOVELESS FASCINATION (2013年)
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LOVELESS FASCINATION
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解説 - LOVELESS FASCINATION
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1. 失恋船長 ★★★ (2017-08-17 16:23:36)

久方ぶりの2013年にリリースされた最新作。個人的には、このバンドまだ生きていたんだ程度の感想しか無かったのですが、シンガーのミッキー・トーマス以外の参加メンバーが全然スターシップしていたメンツと違い、更には曲作りやプロデュースに、演奏までと八面六臂の大活躍をするのが、あのジェフ・ピルソンとなると話は別で俄然興味が湧きましたね。国内盤リリースも無く彼らがどのような活動を続けていたかは分かりませんが、往年のスタイルとは一線を画すハードさを前に出したアメリカンロックを披露。適度に華やかで、でも泥臭い、腰に来るウネリのあるグルーブ、まさに典型的なアメリカンロックの醍醐味を伝えるものだが、丁寧に細かい芸も効いており、聴き込むほどに、こんな事やあんなフレーズを組み立て直したんだと発見もあったりして楽しい雰囲気を味わえます。
こんなもん、やりつくされた事だ、真新しさのない普遍的と言う名の標準型だと言われると、その通りなのですが、古典的な響きは聴き込むほどに味わい深さも増し、経験値の豊富さから来るツボを心得たアイデアは一日の長でしょうね。
上手い歌と軟弱にならないロックな醍醐味を味わえる歌モノHM/HRと言っても違和感のない作りは見事でしたね。ちなみに⑩はダイアン・ウォーレンがKISSに提供した曲です。



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