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WERDET LEIDEN (2010年)
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WERDET LEIDEN
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解説 - WERDET LEIDEN
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2014-05-04 12:51:42)

2010年発表の1st。

この作品、かのSelf Mutilation Servicesからリリースされてるんですが、如何にもって音ですよね(笑)。悲痛に裏返った絶叫、人生を諦めたくなる気持ちを促進するような鬱トレモロ、基本スローに粛々と展開していくテンポなど、ほぼ鬱ブラックのテンプレート通りの作風ながら、ヴォーカルの悲壮感、メロディの陰鬱さなど、鬱ブラックを構成する基本要素のレベルはなかなかに高いと思う。

ただ、トレモロのメロディは聴き取り易いものの、何故かドラムの音色がかなりRaw。金物の音が若干耳に痛いのが微妙ですが、バスドラの響くような音が妙に音質に陰り・湿り気を与えていて、雰囲気はかなり出ていると思う。後半面白いリズム展開もあるものの、特に前半はミニマル志向が強めで、鬱系としてはややマニア向け…というかジャンルを踏み込んで聴いてる人向けでしょうか。まあこのドゥーミーでグルーミーな雰囲気を纏いつつ、ゆっくり展開していく構成は鬱ブラ好きなら、むしろ好ましいところでしょうけど。



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