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SUPREMO DIE
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解説 - SUPREMO DIE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2014-05-04 12:56:14)

2013年発表の4曲入りEP。

4曲中2曲がアコースティックやシンセによるインストながら、残りの2曲が割と大作なのでEPとしてのボリュームはまずます。イタリア産のペイガンブラックとの事ですが、うっすらとノイズの掛かったリフ、暴虐まで行かない、ミディアム中心のテンポ設定、楽曲の神秘性を高める、あくまで装飾的なキーボードの使用など、思想性・攻撃性よりも叙情性や情景を大事にしているような作風。

漣のようなトレモロが聴け、全体的にメロウさ強めの音作りではあるんですが…中でも2曲目「Supremo Die」の4分20秒辺りから、約2分間に渡って続くパートは常軌を逸したようなメロウさ。正にスーパーメロウタイムって感じです(笑)。3曲目の後半の高音トレモロなんかもかなりメロウ。メロメロ好きであれば脳が溶かされます(笑)。ちなみにヴォーカルはがなり声で、厳かに語りかけるような威風が作風にピッタリ合ってると思う。

メロウなメロディを聴かせるバンドの多いペイガン系のブラックにおいても、かなりメロウ度は高い作品だと思います。叙情性に、若干の勇壮さを加えたような民族メロ、それがツボなメロブラファンは是非。



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