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LES FRAGMENTS DU CHAOS (2012年)
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LES FRAGMENTS DU CHAOS
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解説 - LES FRAGMENTS DU CHAOS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2014-06-01 13:16:46)

2012年発表の1st。

トレモロリフやアルペジオに込められた、叙情性だけでなく、精神を汚染していくような悪意を感じるメロディ、切羽詰ったような感情と、他者を害そうとする意志が伝わるような、ドスが効きつつも壮絶な絶叫を聴かせるヴォーカル…と、如何にもカルトなフレンチ・プリミティブブラックという感じの音ですが、この手のカルトな音としてはかなり良質な音源ではないでしょうか。

リフの音色こそノイジーでプリミティブ然としてはいますが、ドラムには迫力もあり、決して薄っぺらという訳ではない音作り、精神を冒す毒素が渦巻くようなミッドパートも取り入れた楽曲の展開など、カルトではあってもローファイではない感じ。禍々しさ重視ながらドラマ性もある作風は、MOURNING FORESTをメロウさではなく、悪意的ムードに特化させた感じというと近いでしょうか。

物凄い名盤だとか、他に無い個性がある作品という訳ではありませんが、フランス産らしい毒々しさがあって良作だと思います。ブラックを聴く事が日常の一部になっているようなマニアな方にはお勧めできるかと。



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