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1. 失恋船長 ★★★ (2014-06-09 13:21:34)

昨年、出張先の名古屋でロシアンメタルの帝王ARIAのCDを購入したのですが、同じコーナーに合ったロシアンメタルバンドが彼らでした。力瘤を作るイケ面風の1980年代メタル男子なジャケットに心を奪われ購入を決意、このダサさは裏切らん!!オリジナルは1987年にリリース、2011年にリマスターされたようでして。1984年に出したデモを4曲追加の全12曲入り2000円ちょっとで買えました。ARIAは英語のサイトもありタイトルも曲名も英訳で乗せたのですが、彼らの場合はバンド名からややこしく英訳すると「AUGUST」8月ですよ、バンド名が8月??でロシア読みになるとUはVになるらしい発音のしかたで注釈がでる。なんの事やら分からず、今回は曖昧な表記をするとイケないのでロシア語のままでいきました。お詳しい方がいたら教えてくださいませ。吹き荒れる風の音、遠くで聞こえる鐘の音、妖しげな叫びが聞こえる①のオープニングから期待させられますね、ズンズンと突き進むミドルナンバーですが勇ましさもありサビでは「デェイモン」「デェイモン」と口ずさまずには入られません。アルバムジャケまんまの辺境の地から現れたマイナーサウンドに焦がれますよ。ある意味なんの捻りもない王道な展開が望郷をそそります。しかしその方向性は2曲目以降からガラリと変わります。東欧でしか聴けないロシアでなければ味わえない独特の世界観が大きな口を開けて待っていましたね。ARIAの1stでもオペラとの融合を果たした曲がありましたが、こちらも8曲目きけるクラシカルテイスト満載のフーガメタルは本物の味わいを魅せ、ネオクラではない文化として馴染んでいる音に圧倒されるでしょう。それは2曲目のイントロが始まったとたんロシアンメタルな世界に踏み込んでいきます。上手く表現できる術を持ちわせない自分にもどかしさもありますが、ロシアという土壌が持ち合わせる独特の世界観、マイナーですが往年のメタルにも通ずる親しみもあります。個人的に1984年のデモは彼らの歴史的価値としか見出せませんでしたが1~8の本編は日本にいては味わえないサウンドに巡り合えますので興味のある方は是非とも聴いて欲しいですね。曲のコメントにタイトルの英訳を入れましたので参考になればと思います。


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