このアルバムの曲に対しては文句が多いが(と言ってもここに載ってない曲で好きな曲は2,3ある)この曲は例外中の例外。VHらしいノリノリでぶっ飛んだ曲だ。こういう曲に結構共通するのだがアレックスのドラムが暴れまくってる。よく聴くと曲中のほとんどで2バスの連打が続いている。エディはスタインバーガー使って曲中に開放弦の音高を変えたりしてる。ギターソロはエディのプレイとしては普通だが勢いがいい。マイキーは堅実なベースプレイをするが高音コーラスがド派手だ。サミー並(かそれ以上)の高音を出す。サミーもデイブほどではないにしろ、凄まじいノリを発している。これらの要素が集まりゃそりゃ勢いもいいわ。あとサミーの「ギャーーーー」はメチャしびれる。

まず、イントロで痺れさせてくれます。「これから何かが始まるぞ」みたいな感じで。歌詞はボクシングっぽい内容でくだらないんだけどVAN HALENにはそんなもんは関係ない。イントロが良くて、ギター・ソロが良くて、ベース、ドラム、そしてサミー・ヘイガーがロックしてりゃあそれでいい。

アルバム中随一のパンプ系ソング。
ギターソロ前の間奏部分、アレックスの小太鼓wとエディのさりげないギター、もうこれで自分は昇天できます。タッピングのソロはおまけみたいなものじゃないでしょうか。あとはBメロのバッキングもエディならではのセンスを感じます。

なんかむしゃくしゃした時は、この曲を聴きながら暴れまくると
なんだかスッキリした気分になります。