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IN THE LABYRINTHS OF DEATH
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解説 - IN THE LABYRINTHS OF DEATH
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-09-19 22:10:56)

2010年発表の1st。
既に脱退しているようですが、この作品ではドラムでTHE LAST KNELLやANIMUS MORTISのN. Onfray氏が参加。

デジパック内側の声明文に、「全ての形態の死のアートを支持せよ」とありますが、これは地でそれを実践しているような作風ですね。地下臭さを色濃く残した、ややノイジーでRawな音作りに、陰鬱さとメロウさの同居したトレモロが映える、鬱要素のかなり強いブラック。かつてのBURZUMソックリな裏返り系絶叫も、負の感情が込められていて胸を打ちます。

この作品、死霊を思わせるコーラスが入ってたり、基本は不気味さに特化した、鬱系の音なんですけど、何気にドラムがかっこいいんですよね。カンカンと抜けの良い音で存在感があるだけでなく、緩急付けた展開に合わせての押し引きが上手く、メリハリのある曲作りにかなり貢献してるように思う。鬱ブラックにありがちな、感情や情景の描写に終始するあまり、音としては実は退屈…みたいな事にはなっていないと思います。

マニアックな音楽性ながら、自己満足には終わらない曲作りのセンスがある作品ではないでしょうか。知名度はそれほど高くないバンドのようですが、鬱系としてはかなり良質だと思います。



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