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À LA LUMIèRE DES CENDRES (2011年)
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À LA LUMIèRE DES CENDRES
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解説 - À LA LUMIèRE DES CENDRES
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-09-21 12:17:52)

2010年発表の1st。

バンド名の「Grimoire」は魔術書を意味する単語ですが、出音としては自然崇拝系のアトモスフェリック・ブラックに近い印象ですね。若干篭もり気味なバンドサウンドに、神秘的な音色のキーボードが絡み、メロウで美しい情景を演出していく作風。この手としては、バンドサウンド部分にオールドスクールな色が強いのが、少し珍しい気もしますね。バンドサウンドの歪め方も、耳に痛くないRawさで個人的にはかなり好み。

もう一つ、特記したい事項としては、メロディが非常に美しい事ですね。バンドサウンドをヴェールで包むように、神秘性を与えていくキーボード、涙腺に来るような泣きも感じられるトレモロの相乗効果でメロウ度が半端なく高くなってます。3曲目のピアノインストの儚さなんかも絶品。調べてみると、CSEJTHEのメンバーが関与しているという事で、なんか納得。ただ音作りに癖のあったCSEJTHEよりも、こちらの方が耳に優しめな分、よりメロウさに特化した音と言えるのかも。

アトモスフェリック・ブラックに近い音ですが、抽象的ムードよりも、直接的に聴き手の琴線に触れるようなメロディを重視したタイプですね。メロディアスなブラックが好きであれば、チェックしておいて損はないバンドだと思います。



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