この曲を聴け!
THE CALL OF GLACIAL EMPTINESS
MyPage

THE CALL OF GLACIAL EMPTINESS
モバイル向きページ 
解説 - THE CALL OF GLACIAL EMPTINESS
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-09-23 12:01:41)

2014年発表の3rd。
ULVER好きには何となく親近感の持てるバンド名ですね(笑)。

NOKTURNAL MORTUMの元メンバーであるOdalv氏のバンドという事で店で推されていたので購入。調べてみると、KHORSやYGGの現メンバーであるHelg氏も在籍している模様。完全にウクライナのペイガンブラック絡みの人脈のバンドですが、メロディに土着的な陰湿さは感じますが、あからさまな民族音楽要素の導入はなく、プリブラやメロブラに通じるような荒涼感のある寒々しいリフで聴かせる、ストレートなブラックメタル。

ただ、リフの寒々しさにプリミティブに通じるものはありますが、出音はヘヴィで、デスメタル的と言っても差し支えないくらい厚みがあり、所謂プリブラとは大分離れている感じ。ベースをゴリゴリ言わせた低音の聴いた音作りは関連バンドのKHORSにも通じるものがありますね。デスのグロウルに近いスタイルながら、ブラックの「sore throat」な壮絶さも感じさせるヴォーカルも実に威風がありますね。総じて、土着的な邪悪さを感じさせつつ、堂々とした佇まいを見せるマッシブな音。

個人的には、デスメタル的なマッシブさとブラックメタル的な土着性をハイレベルに両立させているバンドという事で、同郷のBLOOD OF KINGU辺りが好きな方にお勧め。関連バンドのペイガン勢とはまた違った趣の音ながら、こちらもなかなか聴き応えがありますよ。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示