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THE YEAR THE SUN DIED (2014年)
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THE YEAR THE SUN DIED
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解説 - THE YEAR THE SUN DIED
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 名無し ★★★ (2014-10-01 20:54:14)

2ndアルバム「INTO THE MIRROR BLACK」は発売当時ほぼ毎日聴いていた愛聴盤で、NEVERMOREでウォーレルが歌うようになってからも引っ張り出して聴いていた。
そんな2ndリリースからほぼ25年ぶりに3rdの本作がリリース(日本盤は2014年9月、欧米は10月)されたが、前作の路線を踏襲してSANCTUARYらしい内容だと思う。
ところどころハイトーンで歌っている個所はあるが、全体的には量感のある中低域で歌っている。
部分的にNEVERMOREっぽく感じることは少々あるが、SANCTUARYだなと感じる。
エクストリームな音楽が溢れている昨今では#6を除きミドルテンポに感じる曲調だけど、独特の歌い回しで耳に残るメロディが多く、2014年のベスト10に入ると思う。



2. 火薬バカ一代 ★★ (2014-11-09 12:06:12)

ブックレットに目を通すと、終末に関するコンセプト・アルバム的な雰囲気も感じられる、'14年発表の3rdアルバム。
SANCTUARY待望の復活作と言えども、今更彼らがデビュー作『新たなる聖地へ』('88年)みたいな作風へ回帰するとは思ってませんでしたし、事実、本作に託されているのは、NEVERMOREでの活動を踏まえたダークでムーディでテクニカルなHMサウンド。ウォレル・ディーン(Vo)もコップの割れそうなハイトーンは控えめに、ディープな低音をメインに妖しく歌い上げています。これ聴いてから2nd『INTO THE MIRROR BLACK』('90年)を聴き直すと、当時は地味に感じられたあの作品でさえも、スラッシーなエレメントはそれなりに残っていたんだなぁ、と。
さりとて、では本作が駄作なのかと言うと、それは大間違い。キレのある演奏から繰り出される、高い求心力を有するクランチーなGリフとタイトに編まれたリズムの上で、歌メロの充実っぷりにかけては過去2作を大きく上回るウォレルのVoと流麗なリードGが劇的に舞う楽曲は、初期作のような前へ前へと迫り出してくるような派手さはない代わりに、聴き返す度に新たな発見をすることが出来る奥行きを感じさせ(思慮深い歌詞も貢献)、これはこれですこぶるカッコイイ。特に、本編中最もアグレッシブな仕上がりの⑥、憂いに満ちたメロディとドラマティックな曲展開が胸を打つラスト・ナンバー⑪という、THRASH DOMINATIONで先行披露された2曲は名曲ですよ。
1stを偏愛する我が身にもちゃんと魅力が伝わる、聴けば聴くほどに味わいを増すスルメ系の力作。




3. cri0841 ★★★ (2016-08-15 16:33:02)

2014年発表の3rd。当時を知らない後追いFANとしては、1st,2ndが今でも完全に理解出来てない部分がある。
音楽性が余りに先進的過ぎた気がして。いくらデイブ・ムステインが見出したっても、判らんもんは判らん。
違うのがVoがとんでも無いハイトーンを連発して、NEVERMOREしか知らないFANが驚くと思われるくらい。
半世紀ぶりの復活作は、かなりNEVERMORE寄りの音楽性で、ジェフ・ルーミスあってのNEVERMOREだと思ったのが、
実はそうでも無かったのか?と考えるくらい。当然あのバカテクギターは無いけれど、物足りなさは不思議と無い。
ギタリストは当時のまま?物騒なジャケ絵のイメージのとおり、絶望を紡ぐ様な暗い曲調だけど、ツインギターの
美しさ、煌きは素晴らしい!SANCTUARYは当時は時代に恵まれない悲運のバンドだったのかも知れないが、
現代に蘇った彼らは伝説に恥じない名作を作ってくれた!と興奮しております。それにしてもワレル・ディーンの
Voの説得力はどうだ!絶望と希望を見事に歌い上げている!稀代のストーリーテラーですね!




4. kamiko! ★★ (2020-04-26 17:35:58)

当時1stと2ndのどちらがツボにハマったかによって評価が分かれそうな作品。
ボクはSanctuaryは2ndのInto The Mirror Blackこそ真骨頂と思っている。
静かなるリフをバックにハイトーンヴォーカルが絡むというコントラストが素晴らしかった。
スラッシュ全盛期にそのスタイルは唯一無二の個性だった。半面、ヘドバンできるような作風ではないからか
スラッシュメタルとは言われながらも、スラッシュフリークに受け入れられたのかどうか疑問な作品ではあった。
ブランクを経ての新作には、当然2ndのあの静寂さえ感じる雰囲気を期待していたが、
残念ながらどちらかというと1stへ原点回帰したような熱いサウンドとなっている。
演奏技術や楽曲のクオリティは当然高いので、相当聴きごたえある好盤だが
ボクとしては、温度を氷点下まで下げた冷たい作風を期待していただけに、2ndの個性が失われたのは残念。



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