この曲がランクインされていなかったのは当たり前だとは思ったが、一言書かさせてもらいます。SAILING SHIP は SLIP OF THE TONGUE の〆としての盛り上がりのある名曲になるであったであろう残念な曲だと思う。SLIP OF THE TONGUE はどれもVAIのしゃしゃり出すぎのGtが 分りやすいほど突出しているのが特徴で、サイクスならデビ・カバの歌声の響くメロディラインを作ってただろうと思う曲が多いのではあるが、せっかくの曲を絶対VAIがむちゃくちゃにしたバラードになってしまったと思う。VAIはバラード的センスの下手糞さを露呈している曲に聞こえた。なんでもかんでもVAIの変態Gtで突き進む。 TMレボリューションの西川と同じくバラードでもなんでも声を張り裂けおもっきりやるしか脳が無いのと同じ印象を受けてしまう本当に残念な曲だと思う。
個人的にはWSで最も好きな曲のひとつだ。 IS THIS LOVEみたいな、いかにも的な甘いバラードも嫌いではないが、やはりこの哀愁漂うドラマティックな曲展開の方が自分的にはツボにはまる。 メロディーだけでも素晴らしいのに、それをカヴァーデイルが歌ってるんだから星3つをつけないわけにはいかない! 確かにヴァイの起用について否定的な意見が多いのも分かるが、これがオリジナルなんだから、自分としては気にならない。 そういう先入観を捨てて、この素晴らしい楽曲を多くの人に聴いてもらいたい。
最低のアレンジが施された名曲です。何故それがわかるかって? それは、エイドリアンとのアコースティックギグ(Starkers in Tokyo)でのこの曲と比べてみると一目瞭然。エイドリアンのアコギ一本で聴くこの曲は超名曲です。VAIのギターとデビカバのシャウトがこの曲にとって如何に無用かがわかります。是非聞き比べてください。