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Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2014-10-04 20:39:56)

アイスランドの4人組が1985年にリリースした1st。自主制作らしく分離の悪さやボトムの効いていないサウンドに迫力不足感は否めないがメロディアスでハード、正統性も強くキャッチーな楽曲は1985年当時の空気感をモロに感じさせてくれマニアならずとも思わず笑みがこぼれます。派手さはないが堅実な演奏と曲作りが功を奏し平均的に良質な楽曲が揃うが際立った面も少ないのですが、逆にそこが出しゃばり過ぎず前掛かりにならない熱気と適度なポップさが見事に弾け聴いていて実に気持ちがイイ。インパクトが弱めでもオーセンティックなHM/HRサウンドの中に印象的なメロディを盛り込む姿に、今どき流行りませんが感情は押さえた湿度のある王道サウンドに焦がれますね。ヴォーカルもしっかりしているし音質とミックスが良ければ名盤と呼ばれる域に達していたかと思いますよ。



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2015-06-09 22:08:24)

中古盤市場ではオリジナル盤LPが数万円~十数万円のプレミア価格で取引されていて、これまでとてもじゃないが手の出なかったアイスランド出身の5人組、'85年発表の唯一作が遂にオフィシャル再発。おめでとう、俺!
人知れず消えてったローカル・バンドのアルバムに何故それ程の高値が付けられているのかと言えば、勿論このバンドの中心人物たるイリルーク・ホークソン氏(Vo)が、後にARTCHでメタラー諸氏の度肝を抜いた驚異的歌唱力のオーナー、エリック・ホークその人だから。でもそれだけじゃなく、内容の方も伝説負けしない素晴らしさなのですよ。
チープな音質や、メタルにかぶれた由紀さおり?が描かれたジャケットは、NWOBHMもどきのイモメタルでも演ってそうな垢抜けなさなれど、いえいえ。ここで彼らが実践しているのは、快活な疾走感を伴ってキャッチーにハジける正統派HM。ライブ映えしそうな②④⑥なんてLAメタルからの影響も伺えるぐらいですが、それでいてメロディが翳りを失っていない辺りはやっぱり欧州のバンドだなぁと。
歯切れの良い疾走ナンバー①、PRETTY MAIDSの名曲“BACK TO BACK”を彷彿とさせるGリフの刻みっぷりが痛快な⑤、TNTのインスト小曲“KRASSIC ROMANCE”を歌入りでカヴァーしたバラード⑦、そしてARTCHにも通じる重厚感溢れる⑧等、エリックの類稀なる歌唱力と組み合わさった収録楽曲はいずれも出色の出来栄えを提示。当然捨て曲なしです。
今回のCD化は666枚限定再発らしいので、ご購入はお早めにどうぞ。



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