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DEATHWOMB CATECHESIS (2012年)
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DEATHWOMB CATECHESIS
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解説 - DEATHWOMB CATECHESIS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-10-07 10:33:05)

2012年発表の1st。
2004年より活動し、幾つかのデモやスプリット、音源集などをリリースしていますが、フルアルバムとしてはこれが初の作品みたいですね。

楽曲全体から感じられる暗黒臭、サタニックでおぞましい雰囲気は確実にブラックメタルに通じるものがありますが、音楽的にはデスメタルですね。デス系の中でも蹂躙力は圧倒的で、最早地獄絵図と言ってもいい世界観を展開。デス特有のうねりを伴いつつ、どす黒く塗り潰すようなリフ、アタック音の強いベース、重々しく迫力のあるドラミングが絡み合い、目に付く情景全てを灰燼に帰すかの如き轟音を聴かせてくれます。

音自体はブルータルデス顔負けの重さですが、この作品はミディアムも多用してますね。ただミッドテンポのパートでさえ、この余りにも壮絶な音作りのせいで怪獣スケールの大蛇がのたうつが如きヘヴィなグルーヴ感があり、ブラストで畳み掛け殺すパートより破壊力が落ちないのも素晴らしい。ヴォーカルのグロウルもドスが効き過ぎていて最早非人間的。怒り荒ぶる神を思わせるような、威厳のある怒号。

これはかなり素晴らしいですね。音のおぞましさや蹂躙力で言えば、INCANTATIONやIMMOLATIONと同列で語ってもいい領域に達しているのではないでしょうか。サタニックな雰囲気を纏うデスメタルが好みであれば是非。



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