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REDEFINED MAYHEM (2014年)
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REDEFINED MAYHEM
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解説 - REDEFINED MAYHEM
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★ (2014-10-16 00:07:37)

BURRN!!誌で早々に輸入盤がレビューされてしまい、しかもその評価がパッとしなかったので「こりゃ今回は国内盤は出ないな」と諦めていたHOLY MOSESの新作が、ありがたいことにRUBICON MUSICからリリースされました。感謝。
メイン・ソングライター役を務めていたマイケル・ハンケル(G)や、名手アトミック・シュタイフ(Ds)が相次いで脱退(アトミックに至ってはこれを機にミュージシャン稼業から足を洗ってしまったというのだから大きな損失ですよ)。代わりに新加入のギタリストが中心となって曲作りが行われた本作について、ザビーネ・クラッセン(Vo)が「3rd『THE NEW MACHINE OF LIECHTENSTEIN』の正常な進化系」と語っていて、同作をHOLY MOSESの最高傑作の一つに位置付けている身としては、そりゃ期待しないわけにはいきません。
で、とりあえず実際に聴いてみた感想としては、スラッシーな疾走感を保持しつつも、グッとメロディの増量された作風は確かに『THE NEW~』に通じますが、殺気立ったへヴィネスが楽曲のキャッチーさを弱めてしまい、中盤以降に息切れが感じられる点において、今一歩あの名盤には及んでいないかな?と。
それでも、80年代のヤンキー少女から今や「姐御」「女帝」にランクアップしたザビーネ姐さんの貫禄の咆哮がフィーチュアされた、②③みたいな秀曲を収める本作をスルーするのは、スラッシュ・メタル・ファンなら勿体無さ過ぎるというものですが。




2. 失恋船長 ★★ (2017-01-31 21:05:41)

94年に一旦活動に区切りをつけるも2000年に復活、今作は再結成されてから4枚目にリリースされた1枚。そして個人的には再結成後、初めて触れたアルバムでもあります。まずはサビーネ嬢の歌声のびっくり、衰えるどころか、益々獣性帯びており、その殺気立った歌声には恐怖心さえ覚えます。
もう少し単純明快に走るのがバンドの真骨頂なのでしょうが、時代性を無視せず新しいアイデアを盛り込みアジャストしつつも、往年のジャーマンスラッシュスタイルを根幹に置く姿は頼もしい限り、シングルギター編成に淋しさも覚えつつも、今風のギタープレイはテクニカルで多彩な表現法を持ち入り、現存する意味合いを雄弁に物語っていますね。布陣は変われどダイハードなスタイルを貫いた心意気は大いに買いですよ。



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